最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2024年11月28日実施、 サピックス6年生 11月マンスリー実力テストの算数解説・難易度・所感をテスト当日11月28日夜[…]
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
今回のマンスリーは春期講習が範囲となりましたが、新しい入試基本技術も多く登場する濃い講習であり、短い期間ながらもテスト前の対策、テスト後の復習が大切です。
特に新しい内容が多いNOは春NO3-4、苦手とする方が多いNOは春NO6でした。 No3,4,6は今後も復習機会が多いわけではありませんので、重点的に復習しておきましょう。
また、以下の記事ではマンスリーの学習・管理方法詳細にご紹介しております。
復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方についてお伝えしておりますので、ご参考いただければ幸いです。
前回記事(「マンスリー確認テスト」の目的・分析・対策)に引き続き、今回は「マンスリー確認テスト」の学習・管理方法詳細について記載させて頂きます。ここでは、復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方[…]
コベツバでは、4月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
サピックス6年生4月マンスリー確認テストの過去の平均点
平均点 | 偏差値60ライン(≒アルファクラス基準) | |
4科合計 | 275点(55.04%) | 344.3点(68.86%) |
算数 | 74.8点(49.87%) | 102.5点(68.33%) |
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
サピックス6年生4月マンスリー確認テストの難易度・所感
6年生、4月マンスリー確認テストでした。
全体感としてはレベルAが57%、レベルBが43%と比較的難易度の高いセットとなりました。
テキストに掲載されていた典型問題通りではなく一捻りされた問題が多く出題されていたこと、規則性を中心に答えを正しく合わせにくい(ミスを誘発しやすい)問題が複数出題されていた為に得点を落としやすい内容になったのではないかと想像します。
反面で、難しく過ぎて手が出ない、捨てるのも仕方がないというレベルCの問題の出題はなく、一定のレベル以上の問題に対応する力があれば、難しく感じなかったのではないかとも思います。
テスト結果発表後の振り返りとしては、「それぞれの問題のポイントを想起できたかどうか」と「答えを合わせる力がどこまで育っていたのか」を振り返って、次に繋げて欲しいと思います。
補足:テスト終了後、これまでテキスト中心に反復練習を重ねてきた結果良い点数が取れていたものの、今回のテストで大きく失速してしまったというお声を複数いただいております。
テスト自体は純粋に難しい問題が多かったわけではありません。ですので、「テキストに近しい典型通りではない=揺さぶりがある」問題への対応を苦手としている可能性があるでしょう。
6年夏以降の模試や過去問は出題元となるテキストのない上、典型題から一捻り、二捻りされた問題ばかりですので、この時期に課題を克服しておきたいところです。
コベツバをご利用の場合は、テキストの数値替えではないコベツバ類題(サピックス解説で提供中)や、コベツバweb授業などを利用して、典型題以外で、その論点(ポイント)を体系的に学ぶ練習を積んでいきましょう。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(3):ぐるぐるカレンダー
シンプルな問題ではありますが、答えを比較的合わせにくいことからレベルBに設定しています。
うるう日の扱いだけの問題でした。
■2番(4):作れる金額の種類
この技術を手の内に入れられているかを問う典型問題です。
出来ないまま入試を迎える人も多いものになりますので、ここで確実に身につけておきましょう。
■2番(7):整理、一点注目の作図
典型問題から少し踏み込んだ応用問題ですが、2つの列車の出会いの「始まり」「終わり」の2つの図を書くことができれば、気づくことができたのではないかと思います。
「分かることを書いてみる」という姿勢で結果が変わったのではないかと想像します。
■3番(3):中心と結ぶ→角度求め
弧同士の交点と中心を結んでいくことと、正方形の対角線の45度を混ぜた応用問題です。
1つ1つ丁寧に押さえることができるかが問われました。
■3番(5)イ:円すいの回転数
こちらも展開問題から少し踏み込んだ問題です。
面→相で解くこともできますが、具体的な数値も出てきますので、図の中に書き込んで整理できるかどうかが問われました。
■4番(2):ダイヤグラムの距離一定
(1)が出来れば、どのようにでも解くことが出来ますが、ここではダイヤグラムの距離一定で仕留めています。
(1)でダイヤグラムの相似を使っているので、(2)で距離一定かなという想定もしやすい問題ではありました。
■5番(2):個数増殖の群数列、群数列
一見すると複雑な規則に見えますが、右側はただの群数列にすぎません。
そこに気づくことが出来れば、比較的短時間で処理することができる問題でした。
見かけの難しそうな印象に惑わされずに解釈できるかどうかが重要になる問題でした。
■6番(3):試行検証、つるかめ算(面積図)
「全て」求めるということですので、3パターン試すという判断を取ることができるかどうかが決め手になりました。
取り掛かる前の印象よりも短時間で答えに到達できる問題でもありました。
■7番(2)(3):高さの和の利用、ピラミッド
(2)までは割合無しの平面図形なので、人によっては最近あまり訓練していないこともあり戸惑ったかもしれません。
丁寧に分かることを押さえていって、(1)をクリアした後、解説では(2)は高さの和を使って処理しています。
(3)はそこまでで分かっていることと、欲しい長さに着目すれば解き筋が見えてくるタイプの問題でした。
サピックス6年生4月マンスリー確認テストの算数解説動画
今回の記事では、4月マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
StandByメンバー様用 4月マンスリー確認テスト全問解説はこちら
1番(1)
1番(2)
1番(3)
2番(1)
2番(2)
2番(3)
2番(4)
2番(5)
2番(6)
2番(7)
3番(1)
3番(2)
3番(3)
3番(4)
3番(5)
4番
5番
6番、7番
StandByメンバー様用 4月マンスリー確認テスト全問解説はこちら
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