※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2024年11月28日実施、 サピックス6年生 11月マンスリー実力テストの算数解説・難易度・所感をテスト当日11月28日夜[…]
コベツバでは、2023年8月26日実施、 サピックス6年生夏期講習マンスリー実力テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
なお、今回から入試まで、範囲のないテストのみ、となりますので、大切なことは、自分の現状の課題をテストを通じて理解して、個人個人に合わせた対策を行うことです。後期から始まる志望校別SS特訓や過去問への向き合い方について以下の記事をご覧ください。
ここではいよいよ約半年後に迫った志望校の入試に向けて、志望校の過去問(赤本)を効果的に活用した、志望校合格に向けた算数の勉強方法について、お話させて頂きます。 お子様が、過去問を活用して学びを実現して無事に志望校に[…]
ここでは、9月からスタートするサピックス志望校別特訓「SS特訓」の志望校別講座・単科講座(解法力/思考力)の概観をご紹介いたします。志望校別講座については、プリントの種類や講座の概要を、単科講座に関しては、子供達の学習状態や課題、[…]
サピックス6年生 夏期講習マンスリー実力テストの過去の平均点
平均点 | 偏差値60ライン(≒アルファクラス基準) | |
4科合計 | 275.9点(55.18%) | 342.1点(68.42%) |
算数 | 82.1点(54.73%) | 110.7点(73.8%) |
過4年間の平均は、上記の通りです。
6年生のマンスリー/復習テストの平均点は、およそ270点〜290点に収まることがほとんどですが、今回もその範囲にぴったり収まっています。
とはいえ、今回はマンスリー初めての実力テストですので、基礎レベルの問題の復習を中心に丁寧に行い、点を固めて欲しいと思います。
サピックス6年生 夏期講習マンスリー実力テストの難易度・所感
コベツバの解説ではどんな悩みが解決するの?
6年生、夏期マンスリー実力テストでした。
いよいよマンスリーも実力テストに変わり、6年生も後半戦に入ってきました。
全体感を見ていきますと、レベルAが96点、レベルBが54点と標準的な難易度構成となりました。
また、思考力問題は小問集合の2番の最後(7)と、最後の大問7番と言うオーソドックスな入試問題にありがちな構成となりました。
とはいえ、技術系が大部分を占めるのは通常通りで、その味わいとしては非常に素直な問題が多かったように感じました。
使用する技術はやや高度な高学年らしい技術ではあるものの、使い方としては非常にオーソドックスな方法で使わせることを意図した問題が多い印象に感じました。
逆にこれらの問題でも、正しく使えない・発想できない場合は、謙虚にそれぞれの当該技術の習熟不足だと認識して復習して再習得する機会を設けて欲しいと思います。
ここから先、一度は学習した技術が問われることがほとんどです。
それらが実践環境で使えるようになっているかを問われるので、使えない場合はその都度、しっかりと自分の脳に入れ直して身につけていくことで1つ1つ穴を埋めて行って欲しいと思います。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(6):速さの「の比の比」、一点注目の作図
距離、時間の2本の比が出ることから、「の比の比」に持ち込む発想を持つことができるかどうかが問われました。
■2番(7)②:整理、試行検証
小型の思考力問題です。
このレベルの思考力は最難関校や難関校だけでなく、多くの学校でも出題されるものになりますので、食わず嫌いをせず対応できるようになっておいて欲しいところです。
■4番(1)(2):流水上で出会う→流速消去、時間一定、同時刻同記号
有名な問題です。
「流速が変化しても出会う時間(A分)は変わらない」と言うことと、「1回目と2回目の出会う場所の差」÷「速さの差」=「A分」と言うことから切り込んでいけば、あとは時間一定を使っていくだけで解けてしまいます。
■5番(2):石入れ
高さを◯を使って比で置いてしまって、そのまま石入れに適応していくと解くことができます。
■6番(1)(3):長方形の面積二等分線、平行移動の重なり面積、面→相
(1)、ナナメ線で長方形が二等分される場合は長方形の中心がナナメ線とぶつかる、と言う逆の発想を持つとキレイに解くことができます。
(3)、面→相の判断ができるかどうかが問われました。
■7番(2)(3):余事象
(2)、(3)をチラッと見ると「奇数」を場合分けして正面から解くと、(3)が先に出てしまうので違うと判断。
従って、逆の「偶数」の場合が求められないかという発想ができるかが問われました。
(3)、奇数の中の他の数がかなり簡単に求められそうだなと言う推測ができれば、余事象で進行できたはずです。
ただし、3の場合には6や9になるケースの引き忘れには注意が必要で、最後の最後に焦って引っかかってしまった人も多かったのではないかと思います。
サピックス6年生 夏期講習マンスリー実力テストの算数解説動画
今回の記事では、夏期講習マンスリー実力テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
1番〜5番
6、7番
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6年生後半からは、分野別の教材・テスト、苦手なポイントの問題だけをまとめて取り組めるコベツバくんなどを志望校やお子様の苦手に応じて使っていくことがおすすめです。習った内容をポイント別に再整理することができるため、6年後期からの取り組みで、算数の成績を伸ばし、志望校に届くようになるお子様が毎年たくさんいらっしゃいます。
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