こんにちは。
「今回の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるサマーサポートのNo5の全問解説・ポイント動画が全てご覧いただけます。
夏期講習NO5は「速さ(1)」です。
夏期講習の算数も今回からそろそろ本格化してきました。
今回の「速さ」は「キョリ一定」「時間一定」を用いた既におなじみの問題も多いですが、一方で中堅から最難関まで頻出のポイントを2つ新しく学ぶことになります。
1: 間隔でキョリ一定:B-3、D-3
様々な学校の入試で見かける問題ですが、最難関でも麻布でほんの少しひねっただけの問題が出題されています。
「たくさん走っているもの」を複数書く
1つ目との出会いまたは追いつきの図を書く
間隔でキョリ一定(速さの差、速さの和でキョリ一定)
という手順になります。
知識として、「速さの和でキョリ一定」「速さの差でキョリ一定」を理解していることが前提になりますので、先にこれらのポイントを見てから学んで頂くと良いでしょう。
慣れてしまえば、「また、これか」という基礎トレレベルにまで落とし込むことが出来るワンパターンな問題です。
サピックス算数教材:サマーサポート[D-3(何分ごとに)]問題解説
2: 坂道の往復:C-2、D-1
2つの解法がありますが、問題の小問で誘導が入る場合があり両方ともできるようになる必要があります。
1: キョリ一定2回→消去算
2: 短い方で切る→差がついた区間でキョリ一定
という2つの方法です。
書いて整理する方法までしっかりと真似て使えるようになると、こちらも全く難しくありません。
3: キョリ一定・時間一定:A-1、A-3、A-4、B-1、B-2、B-4、C-1、C-2、C-3、C-4、D-2、D-4、E-1、E-3
改めて非常に多いですが、線分図を書いてキョリ一定・時間一定を自由自在に使えるようになりましょう。入試で速さと言えば、これらを使うものがほとんどです。
4: 歩数×歩幅=速さの’の比の比’:D-4、E-1
こちらもよく入試で見かけるものですので、しっかりとマスターしましょう。D-4の1歩(今回は1とび)の長さをおくタイプの問題は難しいですが、割と合否を分ける問題として長く扱われ続けているものです。
5: 速さの差でキョリ一定:B-3、D-3、E-4
E-4ですが技術一発、知っていて使えるかどうか、だけの問題です。
なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: 間隔でキョリ一定:B-3、D-3…サマーサピックス「何分ごとに」に対応
2: 坂道の往復:C-2、D-1…サマーサピックス「坂道の往復」に対応
3: キョリ一定・時間一定:A-1、A-3、A-4、B-1、B-2、B-4、C-1、C-2、C-3、C-4、D-2、D-4、E-1、E-3…サマーサピックス「速さを変える(1)」「速さを変える(2)」「等距離を進む」「出会う(1)」「出会う(2)」「坂道の往復」「時間差追いかけ」に対応
4: 歩数×歩幅=速さの’の比の比’:D-4、E-1…サマーサピックス「歩数と歩幅」に対応
5: 速さの差でキョリ一定:B-3、D-3、E-4…サマーサピックス「2つの追いぬき」に対応
以上です。
今回の学習のご参考になれば幸いです。