こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供致します。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo23の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO23は「和差に関する問題(2)」です。
今回の「和差に関する問題(2)」は、「過不足算」を中心としたほぼ完全な復習です。一部に「範囲」「倍数条件」が絡んだ上位帯向きの応用問題が入った構成になっています。
また、立体切断では「連続切断」を、SAPIOでは「正四面体の三角方眼転がり」という上位帯向けの技術を学びます。
重要なポイントは以下の通りです。
1: 全員共通で学習すべきもの
過不足算(A-1、C-1、C-3、C-4、D-3)
完全な復習で方法まで含めていつでも短時間で正確に処理できるようにしておきましょう。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C-3(過不足算(2))]問題解説
不公平の過不足(B-4)
過不足算は「配る個数を全部同じ」→「あまり・不足で表現」というのが鉄則ですので、不公平部分を人数がわかっていない個数に揃えることで通常の過不足算に持ち込みます。
範囲付き長椅子過不足(E-1、E-4)
なぜかEに入ってしまっていますが、ここまでは偏差値や志望校によらず学習が必要です(他塾はここまでが通常内容と考えてください)。最後の1きゃくに座った人数を範囲で捉えて、あとは不公平の過不足と同じ処理で進めるだけです。
反対購入の差集め(A-4、D-1)
方法は色々とありますが、この反対購入も偏差値帯によらず必ず身につけなくてはいけません。
2: 上位帯が学習すべきもの
倍数条件と範囲で絞る(C-4)
通常の過不足算に「範囲」や「倍数条件」が加わった応用問題です。文章題(割合無)の応用問題を好む学校である女子学院志望者は特に意識して取り組んでください。
正四面体の三角方眼転がり(SAPIO p14 1番)
「正四面体の展開図を方眼から切り取ると、全部が異なる面になる」という性質を使って面を求めに行く方法です。一度知ってしまえば忘れにくい知識問題として是非学習してください。
3: 今週の立体切断(小立方体の切断)
連続切断
近年のトレンドである連続切断、豊島岡を含め少しずつ見かけるようになってきました。特に3番のように「1:1:2有名三角すい」と絡めた問題を作りやすい為、丁寧に学習しておきましょう。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: 過不足算(A-1、C-1、C-3、C-4、D-3)…デイリーサピックス「過不足算(1)(2)」に対応
2: 不公平の過不足(B-4)…デイリーサピックス「過不足算(1)」に対応
3: 範囲付き長椅子過不足(E-1、E-4)…デイリーサピックス「過不足算(2)(4)」に対応
4: 反対購入の差集め(A-4、D-1)…デイリーサピックス「差に注目する問題(1)」に対応
5: 倍数条件と範囲で絞る(C-4)…デイリーサピックス「過不足算(2)(4)」に対応
6: 正四面体の三角方眼転がり(SAPIO p14 1番)…デイリーサピックス 「SAPIO2番」に対応
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。