こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
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▼新6年生に向けたお知らせ
今回の「平面図形」は、「30度問題」を除いて全て「図形の移動」です。
冬期講習で学習したものの、なかなか重い単元で消化不良になっている方も多いかと思いますので、ここでしっかりと自分のものにして頂きたいと思います。
1: 回転移動の面積:A-1、A-2、B-1、C-1、C-4、D-1
回転移動の面積は、「図形式で全体から引く」ことで、元の図形を消去することができる解法で対応する問題です。引っかかるポイントがあるとすれば、「全体を図形式で捉える」ところに難しさがあります。
手順としては「一番大きな半径の弧」に注目することです。その弧と中心を押さえると、大きなおうぎ形を押さえることができ、全体を図形式で捉えることができるはずです。
サピックス算数教材:デイリーサポート[C-4]問題解説
2: 30°問題:B-2、C-2、D-2、D-4(1)
どの問題も有名な30°問題の典型問題です。後々基礎トレにも出題されていくレベルになりますので、確実に押さえられるようになりましょう。
3: 円の転がり移動の作図(外回り・内回り):A-3、B-3、C-3、E-2(1)
円の転がり移動の問題は、「中心の移動距離=半径を立てて動かす」「面積=直径を立てて動かす」と言うことで鍵になる、「ギリギリ崖っぷちの垂線」を作図してしまえば、あとは計算を行っていくだけの問題です。
4: 牛が動く問題:A-4(類題)、B-4、E-3
小4から経験している牛が動く問題。作図の方法を型として身につけてしまえば決して難しくありません。E-3は3.14を分数に直して計算すると言う計算部分だけが難しい問題です。
5: 直線の回転:D-3
直線をある点の周りに回転させる有名な問題です。直線そのものを動かすのではなく「最近点と最遠点を回転させてドーナツ型になる」と言うのがまず基本でここまでは確実に身につけておきたいところです。
6: 【応用】センターライン×直径:B-3(2)別解、C-3(2)別解
円の転がり移動における通過範囲は、「センターライン×直径ー角部分」と言うことで押さえて自由に引っかかりなく使いこなせておくと、煩雑な問題への対応力が上がります。
近年では桜蔭での出題があります。
7: 【応用】角速度求め:デイリーサピックス SAPIO p11 1番
上位校中心に「角速度の求め方」を要求する問題が男女通じて難関校で散見され、比較的苦手にしてしまう人も多い論点です。是非ここで一度経験しておきましょう。
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以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。