こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開いたします。ご登録頂きますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo18の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
▼6年生に向けたお知らせ
NO18は「速さ」です。
今回の「速さ」は、いつも以上に難易度が高く難関校・最難関校の「速さ」攻略に繋がる重要な単元となります。
授業後の1回目の出来がよくない人がたくさんいるかと思いますが、踏ん張って身につけてもらいたいと思います。
重要なポイントは以下の通りです。
1: N回目の出会い・N回目の差の比例(A-4、B-2、C-2)
テキストで掲載されているのは、最もよく出題される「両端出発タイプ」ですが、まずはこのタイプの「×1、×3、×5、…」を自然に扱えるようになりましょう。最難関校でいうと、渋幕・聖光学院で出題があるポイントです。
サピックス算数教材:デイリーサポート[B-2(2地点間の距離(1))]問題解説
2: 時間一定折り返し型(B-4、D-1、E-1、E-2)
テキストで掲載されているのは、ほとんどが「時間一定折り返しを2回使う」タイプです。線分図の書き方もワンパターンですので描き慣れてくると、「ああ、またこれか」と思うようになります。最難関校でいうと、開成で出題があるポイントです。
3: 休み歩き(B-3、C-3、D-4)
セットで考えること
セットがちょうどで終わる時は、休みを省くこと
出会い・追いつきの場合は2人セットで考えること
が、ポイントとなります。
LCMセットの考え方に近しいので、初めて習う気がしない学習しやすいポイントです。
4: ダイヤグラム(E-3)
「向こう岸について休む」を繰り返す場合、結局「不規則で行ったり来たりを繰り返す」ことになりますので、「ダイヤグラム」を初手で選択できるようになりましょう。その選択さえできれば、決して難しくありませんし、難関校・最難関校ではダイヤグラムの出題頻度が非常に高い為でもあります。
5: ダブル切断(今週の立体切断1番、2番)
「切断面同士の交点をマークする」
「交点同士を点線で結ぶ」
「点線が、新たにできた立体の辺になることを考え、立体を捉える」
というのが、手順になります。
先週に続いて今回もダブル切断です。まずは、しっかりと立体を把握できるようになりましょう。
なお、『StandBy』にてこれらの「ポイント動画」を含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
今週の重要ポイントまとめ
1: N回目の出会い・N回目の差の比例(A-4、B-2、C-2)…デイリーサピックス「2地点間の距離(1)」「2地点間の距離(2)」に対応
2: 時間一定折り返し型(B-4、D-1、E-1、E-2)…デイリーサピックス「途中でおろして引き返す(1)」「途中でおろして引き返す(2)」に対応
3: 休み歩き(B-3、C-3、D-4)…デイリーサピックス「途中で休む(1)」「途中で休む(2)」に対応
4: ダイヤグラム(E-3)…デイリーサピックス「途中で休む(2)」に対応
5: ダブル切断(今週の立体切断1番、2番)…デイリーサポート「今週の立体切断(2回切断する②)」に対応
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。