こんにちは。
「今週の学びの話をしよう」では、毎回の算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供して行きます。
『StandBy』サービスが提供する「重要ポイント動画」や「解説動画」の一部を公開させて頂きます。ご登録頂けますと、サピックス算数テキストであるデイリーサポートのNo28の全問解説・ポイント動画・類題動画が全てご覧いただけます。
NO28は「流水算」です。
今回は、「流水算」です。「速さ整理」「流水上で出会う・追いつく=流速消去」「同時記号・時間一定」を学習します。
1: 速さ整理:A-1、A-2、A-3
頭の中でやらずに整理方法の型をしっかりと身につけて再現できるのかを確認して下さい。
2: 2列の速さ整理:A-4
Aに入っていますが、毎年優秀な子供達でもここのポイントでつまずいてしまう人が出てくるポイントです。
「流速・静水時が変化して往復」→「2列で整理」→「上り・下りを静水時と流速で表現」→「差か和に注目して消去」というのがパターンです。
型さえ身につければクリアできるはずの問題です。
サピックス算数教材:デイリーサポート[A-4]問題解説
3: 流水上で出会う→流速消去:B-1、B-2、B-3、B-4、C-1、C-2、C-3、D-2
流水上で出会いや追いつきがある場合、流速が消去されて静水時同士の速さの和・速さの差で捉えることができる考え方です。流水算の応用問題でよく出題され、丁寧に身につける必要がある考え方です。ポイントでは「出会う」だけでやっていますが、「追いつく」でも構造は全く同じです。
4: 時間一定:C-3、D-2
旅人算と同様に、流水算においても同時記号の線分図→時間一定を使うことができます。旅人算を理解していれば、抵抗なく理解できるかと思います。
5: 休み歩き:D-1
流水算での休み歩き。基本はセットで考えること・内訳を書くこと、がポイントですが、ちょうどで終わる場合には注意が必要です。D-1の場合は、セットの中で戻って行くことが入っていますので、最初にゴールにつく時間は最後のセットの中にあることに注意が必要です。
6: 今週の思考力系重要ポイント
今週の思考力問題では以下の問題が特に重要となります。
「入試問題に挑戦 1番」隣辺比
→隣辺比の逆算です。最後、マス目を利用して辺の比を捉える場面にだけ注意が必要です。
「入試問題に挑戦 2番」隣辺比・外チョウチョ補助線・等高図形(割合有)・区切り面積
→武蔵の問題です。解答までのハードルが複数仕立てられており、難問になっています。丁寧に学習したい問題です。
「思考力の養成 1番」半分パズル・場合わけ
→(3)だけを一気に解くことができないか、を考えて見ると面白い問題になります。
なお、『StandBy』にてこれらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画・類題動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。