受験終了後も武器集めに夢中になったコベツバ⚔ ”楽しく学ぶ” 極意とは?

コベツバweb授業やトップガン特訓をやり込み筑駒合格🌸受験終了後も武器集めに励んでいたという 有馬2024S さん。何が息子さんをそこまで惹きつけたのか?コベツバの魅力をお話しいただきました。

息子にとってコベツバは単なる受験のための教材ではなく、それ自体(特に武器を取ることが)一つのエンターテインメントになっていたように思います。何かを学習する上で、楽しく学べることに勝るものはないと思います。息子にとってコベツバはまさにこれを体現する教材でした。


有馬さんと、2024年に受験を終えられた息子様のことを教えてください。

有馬 はじめまして。私は2024年に中学受験を終えた男の子の保護者です。少しでも現在利用されている方や利用を検討されている方のお役に立てればと思っております。

有馬 我が家は、両親ともに中学受験を経験していなかったこともあり、中学受験を必須とは考えていなかったため、幼少期にいわゆる学習系の習い事はやっていませんでした。しかし、最低限の学習習慣は身に着けてほしかったため、自宅で市販の算数の問題集等を解くことはありました。そんな中、息子が小学校低学年の頃「中学受験にチャレンジしてみたい」との希望を述べたため、新小4の2月にサピックスに入塾しました。

有馬 息子は勉強がすごく好きというタイプではなかったのですが、ゲームが好きで、また、競うのも好きな性格でしたので、日々の競争でクラスや席順が決まるサピックスは楽しんで通っていましたし、また、ゲーム感覚で自分の武器レベルを上げ、テストや経験値でランキングが出るコベツバのシステムにもハマって、楽しくやっていました。結果的に、進学先である筑波大学附属駒場中学を含めて受験した5つの中学校全てに合格しましたが、コベツバなくしてこの結果は得られなかったと思います。

コベツバを始めてくださったきっかけは何でしたか?

有馬 息子がコベツバを始めたのは5年生の11月からです。導入のきっかけは、5年生の夏頃、息子がサピックスの算数について物足りなさを訴えたことと、サピックスのスパイラル学習と同時並行で別軸の単元別学習を進めて算数の学習を複線化した方が良いのではないかと保護者が考えたことです。最初に複線化のために導入した教材は東京出版の「中学への算数」の日々の演習でしたが、当時の息子の算数レベルからすると難易度が高く、解説も簡潔であったため、息子が自力で学習を進めるには効率が悪すぎて断念しました。そして、代替となる教材を探していたところ、X(旧Twitter)でコベツバweb授業のことを知りました。

利用していただいたサービスは何ですか?

有馬 実は、当初は映像授業は時間がかかり効率が悪いイメージがあり、導入することを躊躇しました。しかし体験期間があったため試しに息子にやってもらったところ、解説内容やシステムが気に入ったようで続けたいということでしたので、導入を決めました。最初に利用を始めた『コベツバweb授業』については、受験が終わった後の2024年3月末まで続けることになります。新6年生の2月からは、『トップガン特訓』も導入しました。『スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)』については、6年後期にSS特訓の解説が目的で導入しましたが、実際にはほぼ利用しませんでした。

コベツバを始めていただいて、どんな変化がありましたか?

有馬 コベツバ導入時(5年後期)の算数偏差値はS65ぐらいでしたが、6年後期の算数偏差値はS75ぐらいまで上昇しました。導入前は、コベツバを導入することで、負担が増えるのではないかという点が気になりましたが、結果的には、算数が得意になったおかげでサピックスの算数は授業内でほぼ完結するようになったこともあり、トータルでの負担がすごく増したということはないように感じます。また、算数がどんどん得意になっていったこともあり、コベツバ導入時より算数がすごく好きになりました。

有馬 また、息子は6年生の夏終わり頃から志望校の過去問演習を始めたのですが、夏までにコベツバweb授業を完走し、中学受験算数の全単元についてしっかりとした土台を作ることができたこともあり、スムーズに過去問演習に取り組むことができました(取り組みはじめた当初は得点率7~9割)。確かに、最終的に志望校別対策は必要ですし有効ですが、一般的には第1志望校以外にも色々な学校を併願することになるので、夏までの土台作りが大切です。そのための教材として、中学受験で出題されるあらゆる単元を網羅しているコベツバweb授業は最適と感じました。

コベツバとは、どんな存在でしたか?

有馬  息子にとってコベツバは、自分を鍛えながら算数猛者と競いあえる場所という意味で、コロシアムみたいな場所だったそうです。また、武器やトロフィーを取ることで自分が強くなっていくことが可視化されるので、その過程はすごく楽しかったようです。ライバルたちと自分の武器取得状況を比較してやる気を出したりもしていました。新しいトロフィーを取るとファンファーレとともに村中先生から激励の言葉が流れるのですが、これも嬉しそうに聞いておりました。

有馬 受験が終わった後も3月まで武器集めを続けていたので、息子にとってコベツバは単なる受験のための教材ではなく、それ自体(特に武器を取ることが)ひとつのエンターテインメントになっていたように思います。何かを学習する上で、楽しく学べることに勝るものはないと思います。息子にとってコベツバはまさにこれを体現する教材でした。

ありがとうございます。ここまで読んで、実際にどのようにサービスを使っていたか知りたくなった方も多いと思います。今年から少しカリキュラムは変わっているものの、コベツバでの学習の流れを、詳しく教えてください。

有馬 まず、『コベツバweb授業』ですが、息子が利用していた当時は、毎週「割合なし」「割合あり」「思考力」の3分野において確認テストが開催されていましたので、これをペースメーカーに学習を進めました。具体的には、上記各テストの提出期限が月曜日の夜でしたので、1週間で教材を進めて毎週月曜日に各テストを提出するというやり方です。コベツバを導入した当初は割合ありと思考力テストのみを進めていたのですが、新6年2月からは3つを同時並行で進めました(6年生の夏まで)。そして、志望校の頻出単元については、当該単元のテストが開催中の週に確認テストを提出する以外にも『コベツバくん特訓』を利用して演習量を確保しました。なお、サピックスのSS特訓と本格的な過去問演習が始まった6年後期からは、コベツバweb授業をやる時間を捻出することができませんでした。

有馬 次に、『トップガン特訓』ですが、こちらは確認テストの頻度が2週間に1回でしたので、そのペースで教材を進め、提出期限日に確認テストを提出するというペースで進めました。これらを毎週進めるのはかなり大変でしたが、テストを提出すると表彰動画内で提出した人の点数と順位が発表されるので、息子の場合、そこで良い順位を取ることをモチベーションに頑張ることができたと思います。実際には会ったことのない画面の向こうのライバルを相手に時には「勝った」と喜び、負けた時は悔しがりながら次週でのリベンジを誓ったりすることでモチベーションを保つことができたと思います。

有馬 また、息子は、テストの点数と順位以外にも表彰動画内の村中先生のコメントも非常に楽しみにしていました。村中先生のコメントはテスト高得点者に対する褒め言葉から学習に関する実戦的なアドバイスまで多岐にわたっており、非常に為になったと言っていました。現在、従前の表彰が廃止になったと聞いておりますが、息子のように表彰がコベツバをやる大きなモチベーションになる子が他にもいると思うし、締め切りがある分ペースメーカーにもしやすかったので、復活を願っております。

🌟”表彰” については、現在別の形でご提供できるよう検討中です。

ここを改善して欲しかった、デメリットなど、本音でお聞かせください

有馬 『志望校別処方箋』のページは非常に参考になりましたし、活用させていただきました。ただ、もっと細分化されていればより良いと感じました。例えば、同じ「場合の数」の分野であったとしても、筑駒と灘では全然問題の毛色が違うので、頻出単元を示すだけでなく、志望校別特訓モードみたいなものでより志望校向けの問題を解けるようなものがあったら、より役に立つように思いました。

貴重なご意見をありがとうございます。検討してまいります。
最後に、コベツバ利用を成績アップに繋げる”コツ”があれば教えてください

有馬 息子はポイント動画をしっかり理解することが鍵と言っていました。すなわち、一見別々に見える問題を解くための共通の考え方(ポイント)をしっかり理解することによって、当該問題に留まらず「初見問題に見える問題への応用力」を養うことができるそうです。ポイント動画を視聴する時は、このポイントが実際の問題の形になったらどんな問題になりそうかをイメージし、逆に実際の問題(ただし、思考力問題を除く)を解くときは、どのポイント動画を応用すれば解けるかを考えると良いそうです。

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