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〜この記事を見て分かること〜
筑波大学附属中の2月3日実施、2023年度入試を踏まえた
★ 難易度/傾向分析と算数解説動画 by 最難関合格率8割超講師
★ 入試基本情報(ex 偏差値/受験人数/合格最低点)
★ 来年度に向けた対策
〜この記事に関連したおすすめ情報〜
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2023年入試の基本データ
筑波大学附属中学偏差値(サピックス/四谷大塚/日能研)
サピックス | 四谷大塚 | 日能研 | |
2023 | – | – | – |
2022 | 男 62 女 62 | 男 67 女 71 | 男 67 女 67 |
2021 | 男 61 女 62 | 男 66 女 69 | 男 68 女 68 |
2020 | 男 61 女 61 | 男 66 女 69 | 男 68 女 69 |
筑波大学附属中学の受験者・合格者数・受験倍率推移
男子
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2023 | – | – | – |
2022 | 196 | 52 | 3.8 |
2021 | 248 | 52 | 4.8 |
2020 | 172 | 52 | 3.3 |
2019 | 202 | 40 | 5.1 |
2018 | 160 | 40 | 4.0 |
2017 | 163 | 40 | 4.1 |
2016 | 138 | 40 | 3.5 |
女子
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2023 | – | – | – |
2022 | 254 | 52 | 4.9 |
2021 | 227 | 52 | 4.37 |
2020 | 209 | 52 | 4.0 |
2019 | 190 | 40 | 4.8 |
2018 | 173 | 40 | 4.3 |
2017 | 160 | 40 | 4.0 |
2016 | 140 | 40 | 3.5 |
大学附属校人気のため、2016年から2019年まで倍率が急進していましたが、2020年から定員が男女合計65名から80名に増加し、それに伴い合格者が増えたことで2020年は4倍程度に落ち着きましたが、2021年からは科目数が4科目となり、受験しやすくなったためもあってか、さらに倍率がひきあがっています。
筑波大学附属中学の合格最低点
【4科目】
合格最低得点率(男) | 合格最低得点率(女) | |
平均 | 71.3% | 73.3% |
2023 | – | – |
2022 | – | – |
2021 | – | – |
2020 | 72% | 74% |
2019 | 72% | 74% |
2018 | 68% | 71% |
2017 | 73% | 74% |
合格最低得点率が7割超と比較的高くなっていることが特徴です。残念ながら、筑波大学附属は、合格者平均点、受験者平均点を公表しておりません。
また、2021年は報告書点36点を合わせた186点満点基準、2022年は報告書点42点を合わせた192点満点基準での合格最低点のみの公表となり、4科目(150点満点)での最低得点率は公表されておりません。
【4科目 + 報告書】
合格最低点(男) | 合格最低点(女) | |
平均得点率 | 74.8% | 76.2% |
2023 | – | – |
2022 | 146 | 150 |
2021 | 137 | 138 |
2021年は36点(国・社・算・理…各3点 音・図・家・体…各3点×2) + 150点(4科目)の、186点満点、
2022年は、外国語が加わり、(国・社・算・理…各3点 音・図・体・家・外国語…各3点×2) + 150点 (4科目)の、192点満点です。
筑波大学附属中学の科目別配点と試験時間
点数 | 制限時間 | |
国語 | 50点 | 40分 |
算数 | 50点 | 40分 |
理科・社会 | 各25点 | 40分 |
上記の配点に加え、2021年からは、6年生12月末の8教科(国・社・算・理・音・図・家・体)の学習の記録を総合して判定されています。
2022年からは、外国語も加え192点満点(4科目150点+国・社・算・理…各3点 音・図・家・体・外国語…各3点×2)で計算されます。
2023年筑波大学附属中入学試験の算数
筑波大学附属中入試 算数の所感・難易度分析
2023年、筑波大学附属中の入試でした。
全体感としてはレベルAが約55%、残りの約45%がレベル Bということで筑附としては難易度の高いセットとなりました。
出題を見ていきますと、思考力問題は例年通り複数出題されていました。
一方技術系ですが、例年であれば、基本技術中心のところ、序盤から中盤にかけて応用技術の出題が続いたことが全体的に難易度を高く引き上げることにつながった印象を持ちました。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■1番(2):約数の逆数の和
近年、散発的に出題されている応用技術です。
あまり集団塾のテキストでは見かけないものですが、初見で解ける人以外では幅広く技術を学習してきた人が報われる問題でした。
■2番:素因数分解
素因数分解を行った結果、7が1つしかないことに着想できるかが問われました。
■3番(2):まっすぐ正方形とその中にできる正方形
入試問題での出題は少ないまっすぐ正方形の応用問題でした。
いくつか自分で試していくと規則を見つけて適用するところまでいくことができます。
■4番(2):段ごと調べ上げ
一見すると、上から見た図に書き込むアプローチをとってしまいそうになりますが、「宙に浮いている」立体があることからアプローチを注視して、段ごと調べ上げるアプローチに切り替える必要がある面白い問題でした。
作り手が両方の技術に習熟していないと作問することが出来ない為、作成された方の知識とアレンジ能力の高さが伺えます。
■5番:置き方に注意して整理
水の量と高さの関係をどう置いて扱っていくかが難しいですが、そこさえクリアできればあとは綺麗に解くことが出来ます。
■7番(3):中央値と広がりで組み立てる
過去にも出題があったヒストグラムですが、そこから解釈できる結論と理由を適切に述べられるかを問いかける問題でした。
■8番(3):読解、規則に従って作図
時間的に焦る中で、しっかりと読解して、手を動かして作業することができるかが問われました。

筑波大学附属中入試の算数動画解説
【注意】解法に関するご質問やご意見
ご質問やご意見は以下のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
contact-us@chugakujyuken.kobetsuba.jp
学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。
1番(2)、4番(2)
筑波大学附属中志望者向け 来年度に向けた対策
対策の大きな方針としては以下となります。
■1:技術の網羅的習得
伝統的にはレベルAの比率が高い学校です。また、ライバルも基本技術を徹底されている人が多く、易しい問題を落とした場合に致命傷になりやすい為、基本技術を徹底して身につけておく必要があります。ただし、2023年は応用技術の出題も増加しており、技術面では積極的に習得しにいく姿勢を持っておくことが望ましいでしょう。
■2:立体の思考力問題への対応
立体思考力の問題は、伝統的に多く出題されております。2023年は技術系の問題の出題でしたが、過去問を含めて立体の思考力を継続的に訓練しておくことが望ましいでしょう。
■3:データに関する知識・基本事項の習得
3年連続で出題されていることから、対策を行う必要があります。とはいえ、前提知識が揃ってしまえばあとは自分で判断していく思考力問題になることは忘れずにしておきましょう。
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