【入試速報】2024年東邦大学付属東邦中 算数全問解説動画と難易度 傾向 対策

2024年東邦大学付属東邦中学入試の基本データ

2024年 東邦大学付属東邦中学入学試験(前期)の算数

東邦大学付属東邦中入試(前期) 算数の問題PDF・解答数値速報

※5番(3)に関しましては、問題に誤りがあったようです。実際の入試では、受験生全員が正解となっております。

東邦大学付属東邦中入試(前期) 算数の所感・難易度分析

2024年、東邦大学付属東邦中の前期入試でした。
全体感としてはレベルAが70%超、レベル Bが20%超、レベルCが1問というやや易し目の難易度構成となりました。
出題を見ていきますと、思考力問題の出題は無く、全問が技術系の問題で平面図形を除くと標準的なレベルの問題で構成されておりました。
レベルAの配点が高い入試の場合は、そのAの部分をどれだけ取りこぼしなく取り切るかで勝負が決まるケースが多いため、基礎力の完成度で合否が決した印象を持ちました。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■2番(4)：相似の基本

今回のセットで1番の難問でした。
角度の和から足して60度で相似を発見していくに際しても、いくつかの操作を必要とするため、難しかったかと思います。

■2番(5)：相関表

等しい場所や差について丁寧に調べ上げると、あとは選択肢を検証していくだけの問題です。
とはいえ、慎重さや注意力を要求するクセのある問題でした。

■4番(2)：前の結果利用の表

有名なフィボナッチ型の前の結果利用の表の問題です。
(2)では全体から5段目を踏む場合を引いて求めることができます。

■6番(2)(3)：直角クロス、線対称⇆垂直二等分

応用問題です。
二等辺の垂直二等分線から直角を見つけにいく形から直角クロスに展開して一気に(3)を求めることができます。
あとは角度を振っていくと、(2)で聞かれているものも相似と判断して答えを求めることができます。

東邦大学付属東邦中入試(前期)の算数全問動画解説

コベツバ過去問動画解説では、算数全問動画解説に加えてポイント動画もご視聴いただけますので、ご興味のあられる方は是非こちらからお試しください。

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東邦大学付属東邦中学校志望者向け 来年度に向けた対策

2024年はやや易し目の難易度セットとなりました。

また、2023年に引き続き思考力問題の出題がなくほぼ全ての問題が技術系の標準レベルの問題であったことが逆に特徴と言えます。

学校側の意図としては奇をてらう問題ができるかどうかよりも標準的な技術系の問題をクリアしていくことができる人に来て欲しい、入試が終わっても、数学の学びは続いていき、それらの技術を1つ1つ自分の手の内に入れていくことで成長していけるのだから、という学校側の地に足がついたメッセージのようにも感じました。

いずれにせよ、算数の学習の中で出会う技術1つ1つをおろそかにせず、丁寧に自分のものにしていくことが合格のためには何よりも重要だということとなります。

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