【入試速報】2024年渋谷教育学園幕張中 算数全問解説動画と難易度 傾向 対策

2024年渋谷教育学園幕張中学入試の基本データ

こちらの記事にてご紹介しております。

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2024年渋谷教育学園幕張中学入学試験(1次)の算数

渋谷教育学園幕張中入試(1次) 算数の問題PDF・解答数値速報

渋谷教育学園幕張中入試(1次) 算数の所感・難易度分析

2024年、渋谷教育学園幕張中の一次入試でした。
全体感としてはレベルAが約20%、残りの約80%がレベルBと難易度が高く、また出来が分かれるレベルBの比重が非常に高いセットとなりました。
また、印象としては、大問3番の水グラフ以外は全て難問、重量級の構成であったこと、思考力問題の大問が1、2、5と3問出題されたこと、大問5番が灘中で何度か出題されている変則的な展開図組み立ての論点であったことが特徴でした。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■1番：着眼点を探す、対称性を利用、選ばれる側の気持ち、場合分け

問題文を丁寧に読み込む必要があり、「どのカードを取り出しても」という条件によって着眼点が変わってしまう問題でした。
そこをクリアした上で、対称性や場合分け、また数える際には「選ばれる側の気持ち」の技を使えば速いものの、使わなくとも解くことができる問題でした。

■2番：着眼点を探す、素数、組合せ探し

まず、丁寧に例題を見ながら、素数の話であることを見破ります。
その後は丁寧に素数の積、素数の3つの積を探していくことが求められるという操作の正確性も問われる問題でした。

■4番：二等辺見つけ、ピラミッド、チョウチョ、台形ペケポン、相→面

(1)が難しかったと思います。
ただ、二等辺見つけの問題の中で、正五角形の星型で右上に相似形を見つける問題をやったことがあれば、着眼点を持ちやすかったかもしれません。
その先は、チョウチョ・ピラミッドと面積比の基本技術で解くことができます。
ただし、(3)は数値が非常に煩雑になり、煩雑なものを押し切るパワーが問われました。

■5番(2)(3)：正四角すいの性質、正方形=対角線×対角線÷2、試行検証、平均の策

(2)、(1)でへっこみを考えさせていることから、図形自体は発想しやすかったかと思います。
すべての辺が等しい四角すいの高さは、底面の半分の三角形と合同を用いて出すことができます。
(3)、側面を描いた上で、2つのパターンに絞ることができれば、あとは平均の策を使って解くことができます。

渋谷教育学園幕張中入試(1次)の算数全問動画解説

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