こんにちは。
こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。
また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開しております。
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テキスト名 | 配信内容 |
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予習シリーズ(難関校対策) | ベストセレクション・練習問題 |
入試実戦問題集(難関校対策) | 必修テーマ ※⚫(標準)と◼️(発展)マークを解説致します。 |
今週の学び
第10回の「文章題(4)」は、主に「速さ」の単元です。他の単元と同様にほとんどの技術は既に学習済みのものになり、それらを用いた実践的な演習となりますが、一部にあまり触れる機会が少なかった重要な技術も出題されておりますので、それらは確実に押さえる必要があります。
以下、重要な技術またはこれまでに掲載が少ない技術に対して記載します。
N回目の差の比例:入試実戦問題集「必修テーマ① 3番」
1回目の出会いと2回目の出会いの場所の差を与えられる場合は、N回目の差の比例を使います。1回目の出会いまでに速い方が進んだ距離を「半分+①m」とおくと、2回目の出会いまでに速い方が進んだ距離が「半分×3+③m」となり、差が④mとして求めることが出来ます。
間隔でキョリ一定:予習シリーズ「ベストセレクション レベルⅠ 9番」「ベストセレクション レベルⅡ 7番」「ベストセレクション レベルⅢ 2番」
最難関校から中堅校まで毎年非常によく出題される論点です。一定の間隔を使って「速さの和」や「速さの差」で距離一定をかけて表現することで綺麗に解くことが出来ます。また、間隔が上りと下りで一定ではない場合は少し応用して「の比の比」に持ち込みます。ここまで出来るようになっておきましょう。
エスカレーター(動く歩道):予習シリーズ「ベストセレクション レベルⅠ 7番・8番」「練習問題5番」、入試実戦問題集「必修テーマ② 12番」
エスカレーターの非常によく出題される論点は、「の比の比」を使って「時間の比」を求めてしまった上で、エスカレーターの進んだ距離に転換していくというアプローチです。この流れが分かっていれば簡単に解くことが出来ますので、確実にここで押さえておきましょう。
真ん中影武者:入試実戦問題集「必修テーマ① 6番」「必修テーマ② 9番」
通常の真ん中影武者を使いこなせるのは勿論のこと、通常と速さが異なる時計の場合でも使いこなせるようになっておきましょう。
短・長の間の角度でダイヤグラム:入試実戦問題集「必修テーマ④ 2番」
あまり使う機会自体は少ないものの、使うと楽になるケースが稀に存在する応用技術です。難関校志望者は頭に入れておいて、いざという時に使えるようにしておきましょう。
なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。
以上です。
今週の学習のご参考になれば幸いです。