予習シリーズ5年生(2022年度版) 算数:下NO5 総合(第1回~第4回の復習)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

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今週の学び

下巻のNO5は「総合(第1回~第4回の復習)」で、復習の単元です。今回は全ての技術がNO1-4で学習済のものとなっており、新出の技術は特にありませんし、既に一度どこかで見たことがあるような印象を持った問題がいつもよりも多く感じるかもしれません。その中でも難易度がやや上がった問題が、演習問題集のステップ3と最難関問題集に入っているという印象でした。ここまでの技術の確認を第一に、よくできている人は応用問題を通じて使い方を学習する機会と捉えると良いかと思います。

以下、重要な論点に触れておきます。

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️線対称⇆垂直二等分:最難関問題集「5番」

過去のNOでもあまり重点的には学習していない論点ですが、今回の問題は過去の灘中2日目の入試をイメージして作られた問題だと想像します。まず、線対称な図形であることから、垂直二等分線を引き、特に直角マークを大切にします。3:4:5の直角三角形が付近にあることから直角を使って相似が新しく出現する可能性がある為です。なんとなく探す、なんとなく気づくではなく、論理的な筋道があって解いていく問題で、そのスイッチがあくまでも線対称⇆垂直二等分の直角マークだったということです。



不定方程式:基本問題10番(5)、演習問題集ステップ①1番(6)、最難関問題集「7番」

使用する技術自体は2つの不定方程式なのですが、そこに至るまでが難しく、かつ面倒です。未知数が多く式が少なすぎるケースにおいては、まず「一番大きな数で場合分けする」一手が鍵になります。その後、不定方程式に持ち込んでいくという流れで解くことができます。ただ、実際にやってみるとかなり面倒で煩雑な印象を持ちますが、解法自体は問題ありません。関東圏の最難関校である開成や桜蔭で過去に出題されており、「面倒であることを分かって学校側が出題している」と判断できますので、手順に沿って攻略できるように訓練してもらうと良いでしょう。



 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。