予習シリーズ5年生(改訂前:2021年度以前) 算数:上第4回 割合(2)のおはなし

こんにちは。

こちらの記事では、予習シリーズの算数学習単元での重要ポイントについて、参考になる情報を提供しております。

また、『StandBy for 予習シリーズ』サービスが提供する解説動画の一部を公開しております。
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テキスト名配信内容
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今週の学び

5年生の第4回は「割合(2)」です。いよいよ5年生の醍醐味である割合の文章題に入っていきます。基本の「歩合」「百分率」を完全に身につけた上でテキストは構成されていますので、そこに課題がある人はまず歩合・百分率を丁寧におさらいしてから進めて欲しいと思います。今回の主な内容は、「→と×で表現」「→と分数倍」「起点=分母のLCM○」「残りの→二段線分図」「やりとりフローチャート」という割合の基本頻出技術となり、これらを自在に使えるようになると一気に世界が広がっていきますので是非頑張ってここで身につけて欲しいと思います。

以下、重要な論点についてコメントします。

→と×で表現・→と分数倍:予シリ「必修例題2」、応用問題集「応用問題1」、応用演習問題集「応用問題A-1」「応用問題B-1」

割合の文章題は、最初から最後まで「整理」が鍵を握ります。特に掛け算表現がその後の起点になるケースが多く、その整理方法を身につけるのがここでのポイントとなります。また、その中で→と分数倍を使うケースも多く出現することから、こちらも合わせて身につけておいて欲しいと思います。

起点=分母のLCM○:予シリ「必須例題4」「練習問題2」「応用例題1」「チャレンジ問題」、演習問題集「反復問題(練習) チャレンジ」、応用演習問題集「応用問題A-1」「応用問題A-3」「応用問題B-1」

前提として→と×で表現できることがあった上で、起点をおく方法です。ここまでを型として自在に使いこなせるようになるだけで多くの問題が解けるようになっていきます。また、LCMでおくことによって倍数条件が絡んだ応用問題に対してもそのまま活用できる利点がありますので、難関校志望者ほどこの解法に馴染んで欲しいと思います。

残りの→二段線分図:予シリ「必修例題3、5、6」「応用例題1」「練習問題1、3、4」、演習問題集「練習問題1、2、5」


問題解説:演習問題集「練習問題5」

「残りの●分の●」という表現を見つけた段階でこの解法を想起します。二段のこともあれば三段のこともありますが、基本的な解法の流れは同じです。「初めの量」を最後に使わせる問題もそこで再度初めの量を置き直していくだけの応用性ですので、確実にできるようになって欲しいと思います。

やりとりフローチャート:予シリ「応用例題2」「練習問題5」、演習問題集「練習問題3、4、6」「応用問題3」、応用演習問題集「応用問題A-4」

こちらも解法の選択のきっかけは簡単で、複数人が「●分の●」を渡すことを繰り返す問題を見た段階で想起します。テキストでは常に「自分の●分の●を渡す問題」ですが、「相手の●分の●を渡す問題」もよく見かけます。前者は自分が前後で変化しますが、後者はもらった相手が変化することを抑えておきましょう。

 

なお、『StandBy for 予習シリーズ』にて、これらのポイントを含む「全問解説・ポイント動画」を公開しております。

 

以上です。

今週の学習のご参考になれば幸いです。