※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2025年6月7日実施、四谷大塚4年生第3回公開組分けテストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
コベツバでは、スタンバイ 予習シリーズ(予習シリ解説・対策)として、予習シリーズ及び関連問題集の全問動画解説と、組分けテスト対策を配信しております。組分けテスト対策は、基本・練習レベル別に範囲の中の重要ポイントを集めたテスト形式です。

以下の記事では四谷大塚生、早稲田アカデミー生、英進館生、進学くらぶ生など、全国の予習シリーズで学習を進めるお子様に向けて、「公開組分けテスト」の目的、特徴や出典、平均点やコース基準値、難易度、そして対策方法をご紹介しております。
よろしければご参考ください。
「公開組分けテスト」とは、四谷大塚が開催するほぼ毎月行われる原則範囲の決まった定着確認テスト(第5回のみ実力)で、学年時期による違いはあるものの、7000〜9000人程度が受験するテストです。週単位のテストとは違い、クラス分けが[…]
四谷大塚4年生 第3回公開組分けテストの例年の平均点
過去3年分の平均は以下の通りです。
平均点 | 偏差値60ライン | |
4科合計 | 304.0点(55.3%) | 390.7~398.7点(71.0~72.5%) |
算数 | 99.3点(49.7%) | 133.3~136.0点(66.7~68.0%) |
四谷大塚4年生第3回公開組分けテストの所感・難易度分析
4年生、第3回公開組分けテストでした。
全体感としてはレベルAが160点、レベルBが40点と、標準的な難易度セットとなりました。
また、過去数年と比較すると難易度は下がった形となりました。
内容的には、単純な四則演算の問題はかなり少なくなり、中学受験算数らしい内容となりました。
全問が技術系の問題群で構成されており、5番(2)、6番(2)、7番が応用問題の出題となりました。
一方で他の問題群については、技術系の基本問題となっており、確実にできるように仕立てて欲しい問題群でしたので、大きく落としてしまった人は、毎週の学習のスタイル自体を見直すきっかけにしてもらうと良いでしょう。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■5番(2):二等辺見つけ
一種類の同じ長さが沢山出てくる状況から二等辺見つけを連想できるかどうかが問われました。
■6番(2):二通りの作り方
アプローチを見つけにくい問題ですが、2つの図を重ねる判断ができればうまく気付くことができたかと思います。
前の問題を何か使うことができないかという発想を持っていると見つけやすかったかもしれません。
■7番:植木算(両はじ有)、植木算(両はじ無)、群数列
(1)、丁寧に段階ごとに植木算を重ねて最終的な一つの間の長さに辿り着くとおしまいです。
(2)、実は白と赤を区別しなければ群数列で捉えて解くことができます。
(3)、(2)の群数列を用いますが、最後は検証する必要がある問題でした。

四谷大塚4年生 第3回公開組分けテストの算数解説動画
今回の記事では、第3回公開組分けテストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、スタンバイ 予習シリーズメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月(時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
また、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2025年10月なら2026年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。

今回の模試で注目すべき4題
その他の問題の解説
コベツバからのお知らせ(コベツバweb授業)
また、コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバweb授業を配信しております。
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