【バックナンバー】四谷大塚 第3回合不合判定テスト 平均点・算数動画解説・難易度分析(24年9月8日実施)

※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。

2024年9月8日実施、四谷大塚 第3回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。

最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。

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四谷大塚 第3回合不合判定テストの過去の平均点

※以下は過去2年分の「男子」のデータになります。

 平均点偏差値60ライン
4科合計266.1点(53.2%)

337.5~343.5点(67.5~68.7%)

算数75.7点(50.5%)104.0~105.5点(69.3~70.3%)

四谷大塚 第3回合不合判定テストの所感・難易度分析

6年生、第3回合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが110点、レベルBが40点と標準的な難易度でした。
また、大問7番までが技術系、大問8番が思考力問題という難関校にありがちな構成となりました。
特徴としては、最後の大問が「誘導」をテーマとした思考力問題で関東の男子御三家や灘中2日目、あるいはSAPIXが好む出題となったこと、技術系においても応用技術の出題が複数あり、全体として重い印象を持ちました。
それでも、レベルAが7割あるのは問題数が多く、易しい問題の出題数がしっかりと確保されているからであって、決して易しい内容ではなく、110点以上は得点がバラけたのではないかと想像する内容でした。
難関校以外を目指す方はレベルAを、難関校・最難関校を目指す方はレベルBまでを見直しておくと良いでしょう。
また、合わせて全体としての得点の作り方も振り返って本番で最大限得点を加点してくる姿勢を築いていってほしいと思います。

思考力については、中長期で訓練していくことで少しずつ磨いていくことが出来ます。コベツバweb授業の「思考力テスト講座」を使って毎週取り組んで年単位で鍛えていくことが良いでしょう。

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以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■2番(8):ケタバラシ

和の千の位を決めた後にケタバラシを行うと、容易に見破ることができます。

■4番(2):ブーメラン、中心と結ぶ

ブーメランの形を捉えた後に、必要な1角を求めるために中心と結んで求めることができます。

■5番(3):の比の比、隣辺比

隣辺比で仕留められることを認識した後にその基準となる三角形の面積をの比の比で求めることができます。

■6番(2):出会う時間イチイチ

関西で出題が散発的にあるものの関東難関校では出題が少ない論点です。
難関校志望者はここで丁寧に抑えておきましょう。

■6番(3):ブロック回し三角型、①③⑤⑦⑨面積並び

出題頻度は決して高くないものの、こちらも習得しているかどうかで決まる論点でした。
出来なかった人は復習しておおきましょう。

■7番(3):真ん中影武者

「2つの真ん中にもう1つが来る」ということで真ん中影武者を連想できるかが問われました。
このように、分野を貫通して使うことができる技術でもあります。

■8番(2):誘導、(1)の利用、等差数列、平方完成

(1)が易しい。
(2)が急に(1)と景色が変わる。
ここで、誘導を想起することができるかどうかで決まりました。
(1)を使う判断ができれば、決して難しくない問題でした。

四谷大塚 第3回合不合判定テストの算数解説動画

今回の記事では、第3回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※テストが実施された当月か、 (時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、合不合判定テストを4回分(第3~6回)セットでご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2024年10月なら2025年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。

StandByメンバー様用全問解説はこちら

   

   
   
四谷大塚算数テキスト全問動画解説 サービススタンバイ(StandBy) for 予習シリーズ 「数年先まで予約不可能になったトッププロ家庭教師を一家に一台」
   
   
   

今回の模試で注目すべき3題

その他の問題の解説

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