※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2024年6月30日実施、四谷大塚 第2回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。2024年11月17日実施、四谷大塚 第5回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。以下の記事では、[…]
普段の範囲のあるテストと違い、昔に習ったうろ覚えの内容が多い場合はケアレスミスが増えてしまうこともあります。
こんにちは。毎年4月、小学校6年生の中で「ケアレスミス」が多発しているようです。複数の方からコベツバにそのようなご相談が寄せられました。そして、その中には「本来は堅く正答させる力を持っている子ども達」も含まれていました。[…]
単なるケアレスミスで済まさずに、うろ覚えの内容をしっかり固める機会と捉えましょう。
テスト前に何か対策をされたい方もいらっしゃるかもしれませんが、普段の勉強が第一です。
それでも取り組んでみたい方で、算数が得意ではない場合は、あれこれと直前に詰め込むと忘れてしまいますので、5年の教材やコベツバweb授業を利用して苦手分野を1つでも潰しておくことで、長期的に実力をつけてゆくことが大切です。
また、コベツバでは、スタンバイ 予習シリーズ(予習シリ解説・対策)として、予習シリーズ及び関連問題集の全問動画解説を配信しております。
四谷大塚 第2回合不合判定テストの過去の平均点
※以下は過去2年分の「男子」のデータになります。
平均点 | 偏差値60ライン | |
4科合計 | 253.8点(50.8%) | 328.5~334.5点(65.7~66.9%) |
算数 | 79.0点(52.7%) | 106.0~107.5点(70.7~71.7%) |
四谷大塚 第2回合不合判定テストの所感・難易度分析
6年生、第2回合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが105点、レベルBが35点、レベルCが10点と標準的な難易度でした。
また、大問6番(3)と大問8番に思考力問題、そして大問7番が立体の切断の技術系の難問という構成でした。
とはいえ、全体を見ていくと基本技術が身につけられていれば一定以上の得点を取ることが可能な構成になっており、まずはレベルAの部分を見直して復習して欲しいと思います。
また、難関校志望者は追加してレベルBの技術系の問題も合わせて見直してもらうと良いでしょう。
思考力については、中長期で訓練していくことで少しずつ磨いていくことが出来ます。コベツバweb授業の「思考力テスト講座」を使って毎週取り組んで年単位で鍛えていくことが良いでしょう。
この記事では、中学受験算数で大切になる「思考力」とは何か? 近年のトレンドと学校別の思考力のパターン、そしてその伸ばし方についてお話しいたします。時に、思考力は「地頭」とほぼ同一のものとして語られます。「思考力を伸ばす」と[…]
以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。
■3番(3):ダイヤグラムの相似
色々な解法はありますが、距離を問われていますので基本に則ってダイヤグラムの相似を使う為に、延長の操作を入れて解くことができます。
■5番(2):分数のGCM・LCM(最大公約数・最小公倍数)
まれに入試でも出題される論点でありながら、なかなか授業で経験することが少ない論点です。
ここで是非身につけておきましょう。
■6番(2):食塩水分数、フローチャート
同じ濃度=食塩水分数の大きさが同じ=分子の比と分母の比が同じ、で解くことができます。
■6番(3):着眼点を探す
思考力問題の中でも、どこに注目するかで難易度が変わる問題でした。
■7番(2)(3):補助点の利用、平行な面の切り口は平行、ダブル切断
(2)、補助点の利用と平行な面の切り口は平行を使って解くことができます。
(3)、ダブル切断です。
6年前期ではまだ多くの人が苦手意識を持っているのも仕方がないかと思いますので、レベルCに設定しています。
ただし、最難関校志望者は冬を迎える頃には初見でクリアできるようになって欲しい問題です。
■8番(2)(3)(4):整理、(2)の利用、試行検証、(3)の利用、試行検証
面白く、かつ難しい問題でした。
(2)は十の位と一の位を置いて整理することで求めることができます。
(3)は、ヒントをどう利用するかが問われる応用問題で、(4)は(3)を更にどう使うかを考えて試行検証させる難易度の高い問題でした。
四谷大塚 第2回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、第2回合不合判定の解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、 (時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、このテスト解説だけをご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2024年10月なら2025年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。
今回の模試で注目すべき3題
その他の問題の解説
コベツバからのお知らせ
過去問動画解説
コベツバでは、最難関・難関校の過去問解説動画を配信しております。
対象校は、「開成」「麻布」「武蔵」「桜蔭」「女子学院」「雙葉」「渋幕」「聖光学院(帰国入試含む)」「駒東」「早稲田」「慶應普通部」「海城」「豊島岡」「筑駒」「栄光」「慶應中等部」「フェリス」「早実」「灘」「甲陽」「渋渋」「久留米大学附設」「東海」「ラ・サール」「広島学院」「浅野」「南山女子」「浦和明の星」「市川」「慶應湘南藤沢(SFC)」「早大学院」「東大寺」「栄東(A日程)」「東邦大東邦(前期)」「愛光」「西大和(東京・東海会場)」「岡山白陵」「函館ラ・サール」「北嶺」です。
皆さまが合格したいという各学校の「合格点」「問題難易度」「出題分野」は大きく異なります。コベツバの過去問解説では、『得点の自動集計機能』『難易度・分野別の分析機能』を活用することが可能ですので、取り組み後の振り返りとお子様に適した戦略作りにお役立てください。
コベツバweb授業
また、コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバweb授業を配信しております。
ポイント別に分かれた教材・テストや、思考力を求められるテストを配信しており、ライバルとも切磋琢磨できるオンライン教材です。
利用学年や目的に合わせた学習コース診断もございますので、一度ご覧ください。