最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2025年1月13日実施、 サピックス新6年生 1月組分けテストの算数解説・難易度・所感をテスト当日夜9時以降に公開予定です。[…]
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2022年1月10日実施、サピックス新6年生1月組分けテストの算数解説・難易度・所感、例年の平均点を公開中です。
サピックス新6年生1月組分けテストの例年の平均点
平均点 | 偏差値60ライン | |
---|---|---|
得点 | 76点 | 104.9点 |
得点率 | 51% | 70% |
過去数年の算数の平均は上記の通りです。4科目合計の平均点・偏差値60ラインについて知りたい方は以下の対策記事をご覧ください。
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきの組分け模擬試験2本をご用意しております(得点が割れやすい大問2〜5番レベルの重要問題を全分野ピックアップしております)。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。また、それぞれの問題がサピックスのどのNOに関連しているかの対応表もございますので、間違えた問題は、その問題だけではなく、テキストまで戻ってしっかり復習していただけます。
分野・単元別に効率的な復習を行いたい方向けには、コベツバweb授業でも対策を配信中です。先ほどご紹介した模試と異なり分野とレベル別に習ったポイントを総ざらいできるので、より時間はかかるもののより高い効果が期待できる対策です。
サピックス新6年生1月組分けテストの所感・難易度分析
新6年生1月組分けテストでした。
全体感としてはレベルAが99点、レベルBが51点という構成でやや易しめの内容で、出題分野についても割合有の問題の出題が少なく5年生仕様のセットとなっていた印象を持ちました。
ただし、図形の移動が大問5番、3番(3)と複数で出題されており、サピックスによらず経験が少ない為に、問題自体は易しくても忘れてしまって間違ってしまった人が一定以上いたのではないかと思います。
また、5年生後半から6年生後半の時期は、「かつては出来た論点を忘れてしまっている」ケースが発生しやすい時期になりますので、今回の結果によっては必要に応じて5年生の復習をかけていくことも検討頂くと良いでしょう。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(6):同じ数が複数ある並べ方
先頭を決めて書き出していってもいいのですが、上位帯はここで数が増えた場合でも技術を使えるようにしておくと良いでしょう。
■2番(7):試行検証、素因数分解、倍数判定法(複合)、四捨五入の逆算と範囲
条件が多くどこから切り込んでいくか迷う問題でした。
積から切り込んで素因数分解で5つに分解され、これらを4つにするところから攻めることが出来れば、あとは倍数条件や範囲から確定することが出来ました。
■3番(2):柱体の表面積
表面積の逆算は割と出来ない人が多く、その原因は表面積を求める際の技術が拙いことにあります。
底面積2枚+底面の周り×高さ、で捉える習慣を持ってさえいれば、ただの逆算として解くことが出来る問題です。
■3番(5):柱体の体積、投影図
投影図だけの問題であればやや難しく感じますが、問題文に立体についての情報がある為、とらえやすかったのではないかと思います。
立方体の一辺を置いて出してしまえば、あとは柱体の体積として求めるだけです。
■4番(2)②:フローチャート
フローチャートで整理していきますが、鍵となる和に注目することが(2)①の問題で誘導されている為、解きやすかったかと思います。
2つの濃度同じ=和の濃度も同じ、ということだけで解くことが出来る問題でした。
■5番(3):平行移動の重なり面積、(2)の利用
頭切り、簡単な方を動かすという平行移動の鉄則に従ったあと、「直角二等辺のうちの重なっていない部分」=「(2)の重なり部分」ということに気づくことが出来れば非常に簡単に解くことができただろうと思います。
■6番(3):進んだ距離の和に注目、2つの和差算、同時刻同記号
(2)で同時記号を書き入れられてさえいれば、そのまま出会いの同時記号を振って速さの和が出て、それまでに差が出ているので解けるという判断ができます。
(2)時点で、ただ単に解くだけではなく、きちんと同時記号を打つことができていたかが鍵でした。
■7番(2)①②:規則に従う、誘導、①の例と結果の利用
①は普通にやっても出来ますが、②を見たときに逆を聞かれている為、和と中央との関係性について例題や①のケースを味わって解釈しようという判断ができたかどうかが重要でした。
「非常に簡単な小問=誘導」なので、そこを時間をかけて腰を落として解釈しにいく姿勢を持つことを意識して欲しいと思います。
サピックス新6年生1月組分けテストの算数解説動画
今回の記事では、1/10実施のサピックス1月組分けテストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5〜7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
StandByメンバー様用1月組分け全問解説はこちら
1番(1)
1番(2)
1番(3)
2番(1)
2番(2)
2番(3)
2番(4)
2番(5)
2番(6)
2番(7)
3番(1)
3番(2)
3番(3)
3番(4)
3番(5)
4番
5〜7番
StandByメンバー様用1月組分け全問解説はこちらコベツバからのお知らせ(コベツバWeb授業)
コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバWeb授業を配信しております。
分野別に分かれた教材・確認テスト(順位・表彰付き)や、毎週2問ずつ思考力を求められるテストを配信しております。
コベツバWeb授業の使い方につきましては、以下の記事をご参考下さい。
講座の概要と、あなたにぴったりの利用法を見つけよう!学年や利用目的に応じたあなたにぴったりのコースを診断の上で、コベツバweb授業の内容と活用法をご紹介いたします。コベツバ成長コース / 塾の算数強化コース / 塾の先取りコース […]