【バックナンバー】サピックス4年生 2020年度6月マンスリー確認テスト・動画解説・難易度分析

サピックス4年生6月マンスリー確認テストの解説を公開しています。

1: サピックス4年生6月マンスリー確認テストの難易度・所感

4年生6月マンスリーでした。全体的にはテキストの基本レベルの問題が多く、また計算や数絡みの前半から中盤までの問題群をミスを誘う煩雑な問題が少なかった為、多くの人が解きやすい印象を持ったのではないかと思います。差がついた問題としては、これはテキストにも掲載があったとはいえ比較的難易度の高い4番(2)の図形規則の発見と、5番・6番の思考力を試す問題群であったと想像します。それでもレベルAで110点以上はありますので、そこまでを確実に得点できるかどうかがまずは最も重要であることも付け加えておきます。

以下ではレベルBの問題についてコメントしておきます。

 

▼4番(2):図形規則の発見

比較的出題頻度が高いタイプの図形規則の発見問題で、「番目と問題で聞かれていること」で整理した上で、(1)で等差数列、(2)で平方数(奇数列の和)になっていることを見破れるかが勝負でした。

▼5番(3):長方形の組み合わせ図形、3つの和差算

4年生らしい応用問題で、長方形を分割して面積を求めていくことを繰り返し使わせる問題で、最後のオチは3つの和差算という綺麗な構成の問題でした。難しそうな印象を覚えてしまう問題ですが、雰囲気に負けずに丁寧に読めば言っていることは大したことはなく、操作としてもそこまで難しいことを要求していないことに気づけたはずです。

▼6番(1)②:8で割ったあまり注目

最初と最後の1枚ずつが9cmである為、8で割ったあまりによって、最後の一枚の色が決まります。あとは丁寧に群数列のように整理できればミスなく答えに到達できるはずです。

▼6番(2):最後の状態を書く、植木算(両はじ有)

規則性を使いこなしているかどうかを測る綺麗な問題でした。「丁寧にはじめの部分を書いて規則を発見→最後の状態も書いて検証する」というアプローチが効果的な良問で、間違えた方はこのアプローチは大事にしてもらいたいと思います。難関校・最難関校でも非常によく要求されているものです。

 

4年生6月マンスリー確認テストの全体感・分析表

2: サピックス4年生6月マンスリー確認テストの全問解説動画

今回の記事では、6月マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。

StandByメンバー様用6月マンスリー全問解説はこちら

   
   
   
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4番(2)

 

5番、6番

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