【入試速報】2024年豊島岡女子学園中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

2024年豊島岡女子学園中学入試の基本データ

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2024年豊島岡女子学園中入学試験・第1回の算数

第1回・豊島岡女子学園中入試 算数の問題PDF・解答数値速報

第1回・豊島岡女子学園中入試 算数の所感・難易度分析

2024年、豊島岡女子学園中の第1回の入試でした。
全体感を見ていきますと、レベルAが45%前後、レベルBが45%前後、レベルCが1問と標準的な難易度構成となりました。
全体感としては思考力問題の大問がなく、1つの小問を除いてほぼ全ての問題が技術系の問題で構成されていました。
また、出題を見ていきますと、過去に豊島岡で出題された論点が姿かたちを変えて再び登場した印象を持った大問3番「差の比例」と4番「前の結果利用の表」でした。
更に大問5番の算数オリンピック系の難問の出題も、2024年からみてここ数年の傾向と言えるものでした。

以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。

◾️2番(4)：相似の基本

二等辺三角形の相似を使う応用問題です。
使用する技術は相似系なのですが、丁寧に角度を打ち込んで相似を連続的に使わせていく易しそうに見えてなかなか手強い問題です。
2020年にラ・サールでも類題が出題されるなど散発的に出題されている問題でもあります。

■3番：差の比例、キョリ一定、同時刻同記号

近い年度の豊島岡の過去問でも登場している「差の比例」。
気付かなければ(1)から全滅を誘う非常に怖い問題でした。
出題頻度自体が少なく書き込みを多くして前のめりに攻めていくと、余計に見えにくくなる罠がある問題でした。
(1)さえクリアできれば、あとは比較的解きやすかったと思います。

■4番(2)：前の結果利用の表

過去に豊島岡で出題されている複数セットを含めた形での前の結果利用の表。
条件に丁寧に1桁、2桁、3桁の通り数を上げてくれていることから、それらを適切に活用する判断が取れるかが問われました。

■5番：合体、30°問題、30度二等辺と直角二等辺の等積

(1)(2)、離れた辺の長さが等しい。
足して180度を探し当てて合体という流れを体得していればクリアできる問題でした。
(3)、2018年ジュニア算数五輪ファイナル8番と同じ問題でした。
とはいえ、ほとんどの人にとっては手が出ない問題だったかと思います。

■6番(2)：平行な面の切り口は平行

空中の点に対して平行な面の切り口は平行を行なって解く問題で、過去に関西の甲陽学院でも類題が出題されたことがある論点でした。

第1回・豊島岡女子学園中入試の算数動画解説

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5番

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