【入試速報】2024年滝中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

2024年滝中入試の基本データ

2024年滝中学入学試験の算数

滝中入試 算数の所感・難易度分析

2024年、滝中の入試でした。
全体感としては、レベルAが約55%、レベル Bが約45%と標準的な難易度構成となりました。
特徴としては、ほぼ全問が技術系の問題であったことと、基本技術をただ使うだけの典型問題の出題は少なく、技術が基本であっても使わせ方にひねりが明確に加えられていたり、応用技術を使用する問題であったりと一癖のある問題が並んだ印象を持ちました。
とはいえ、滝中の受験生にとって全く歯がたたないわけではなく、それぞれの問題で出来が分かれる内容になったと想像される内容でした。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■2番：同時刻同記号、時間一定

有名な速さの応用問題です。
使用する技術は基本中の基本ですが、同時記号を丁寧に打ち込んだうえで同じ距離ということを表現して解くことが求められるため、受験生にとっても出会う回数が少ないタイプの問題でした。

■4番(3)：ベンツ切り作り、ベンツ切り

右上部分でベンツ切りを活用して対角線の上の比を求めるところに難しさがありました。
他の解法もあろうかと思いますが、いずれにせよ一定以上のハードルを感じる問題でした。

■5番(2)(3)：過不足算、整理方法の工夫

(2)、過不足算に持ち込むまでに丁寧な仕立てが必要という面白い発想の問題でした。
(3)、つるかめ型の表など整理方法を工夫していくことで抜けもれなく求めることができます。

■6番(2)(3)：個数で場合分け、順列、前の結果利用の表

(2)、(1)の流れで個数で場合分けをおこないますが、最後だけでは3を使用して良いことに注意を払う必要があります。
(3)、個数で場合分けをおこなって1つ1つ潰していくこともできますが、前の結果利用の表を用いると一気に求めることが可能です。

滝中入試の算数動画解説

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6番

滝中学校志望者向け 来年度に向けた対策

あくまでも基本問題が中心、技術系の問題が中心となりますので、対策は何よりも基本技術の習得の徹底となります。
また、技術に加えて自分で考えさせるタイプの応用性を入れた問題が出題されることが多いため、反射で解ける典型問題だけではなく、典型問題から一捻りを加えた問題までを毎週毎月の学習の中で、意識して学習していくことが求められます。

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