【入試速報】2024年頌栄女子学院中 算数解説動画と難易度 傾向 対策

2024年頌栄女子学院中入試の基本データ

2024年頌栄女子学院中学入学試験・第1回の算数

第1回・頌栄女子学院中入試 算数の問題PDF

第1回・頌栄女子学院中入試 算数の所感・難易度分析

2024年、頌栄女子学院中(第1回)の入試でした。
全体感としてはレベルAが約66%、レベルBが約34%という易し目の難易度セットとなりました。
既に結果が出ており、算数の合格者平均は75.4%ということになっており、レベルA完答に加えてレベルBを3割で到達できるラインとなりました。
特徴としては、レベルBの問題は技術を使う応用寄りの問題で構成されており、また純粋な思考力問題の出題はありませんでした。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。

■1番(6)：方陣の列増やし

一見すると、方陣の列増やしの問題だと判断しにくいところに難しさがある問題でした。

■1番(7)：N回目に出会う

N回目に出会うの典型問題ですが、出会いから出会いの時間が与えられており、他の解法での解きづらさからレベルBにしています。
とはいえ、確実に仕留めて欲しい問題でした。

■4番(2)(3)：複合図形の色ぬり

アプローチが分かっていてもなかなか答えを合わせにくい、受験生から見ると非常に嫌な問題です。
一旦飛ばして他の問題を一通り解いた後に、落ち着いて丁寧に進めていくことが重要になったかと思います。

■5番(1)イ(2)：1分①おきと面積パズル、水の入る順序と正面から見た図

面積パズルで丁寧に整理していくと、特に難しさを感じることなく解くことができます。
ただ、使い込まないまま入試本番を迎えてしまうと難しかったかもしれません。

第1回・頌栄女子学院中入試 算数の解説動画

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5番

頌栄女子学院中学志望者向け 来年度に向けた対策

対策としては以下の通りです。

◼️1：基本技術の徹底

難易度は非常に高いものの合格ラインはレベルAの問題を完答することで作ることができます。
また、逆にレベルAを取りこぼしてしまうと、応用のレベルBの問題で補充する必要が出てくる為、基本技術を使う問題は完答できるように徹底して身につけておくことが望まれます。

◼️2：応用問題、応用技術への経験値を上げる

レベルBの問題の多くは、難関校や最難関校で取り上げられるような論点や問題が散見されます。その経験があれば有利になるものの、全てを経験していくのは現実的ではありません。
従って、あくまでも出来る範囲で結構ですので、応用性のある問題に普段から触れておくことが望まれます。

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