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〜この記事を見て分かること〜
栄東中学校の 1月10・11日実施、2024年度A日程入試を踏まえた
★ 難易度/傾向分析 by 最難関合格率8割超講師
★ 入試基本情報(ex 偏差値/受験人数/合格最低点)
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栄東中学入試の基本データ
栄東中学の偏差値(サピックス/四谷大塚/日能研)
第1回 東大・難関大クラス (A日程)
サピックス | 四谷大塚 | 日能研 | |
2024 | – | – | – |
2023 (1日目/2日目) | 51 | 男58 女60 | 59/60 |
2022 | 50 | 男 58 女 60 | 59 |
2021 | 50 | 男 58 女 60 | 59 |
2020 | 50 | 男 58 女 60 | 58 |
東大特特クラス(東I)【4科目】
サピックス | 四谷大塚 | 日能研 | 浜学園 | |
2024 | – | – | – | – |
2023 | 61 | 男66 女69 | 69 | – |
2022 | 61 | 男 65 女 68 | 68 | – |
2021 | 61 | 男 65 女 68 | 67 | 57 |
2020 | 61 | 男 65 女 68 | 66 | 58 |
栄東中学の受験者・合格者数・受験倍率推移
第1回 東大・難関大クラス (A日程)
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 7847 | 4812 | 1.63 |
2023 | 7689 | 4893 | 1.57 |
2022 | 6869 | 4698 | 1.46 |
2021 | 5802 | 3833 | 1.51 |
2020 | 6098 | 3913 | 1.56 |
2019 | 6069 | 4080 | 1.49 |
2018 | 6365 | 3994 | 1.59 |
東大特特クラス(東I)【4科目】
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 1151 | 598 | 1.92 |
2023 | 1240 | 604 | 2.05 |
2022 | 1116 | 541 | 2.06 |
2021 | 952 | 425 | 2.24 |
2020 | 1335 | 610 | 2.19 |
2019 | 1166 | 569 | 2.05 |
2018 | 1349 | 522 | 2.58 |
栄東中学の合格最低点・受験者平均点
第1回 東大・難関大クラス(A日程)【4科目】
合格最低点 | 受験者平均 | |
平均 | 185.9 (62%) | 193.5 (64%) |
2025 | – | – |
2024 (1日目/2日目) | 181 | 188.6/181.6 |
2023 (1日目/2日目) | 193 | 204.6/194.5 |
2022 (1日目/2日目) | 187 | 199.5/188.8 |
2021 (1日目/2日目) | 203 | 206.9/218.4 |
2020 | 162 | 171.8 |
2019 | 176 | 187.4 |
2018 | 199 | 203.7 |
第1回 東大・難関大クラス(A日程)【算数】
受験者平均 | |
平均 (1日目/2日目) | 65.7(66%) / 62.1(62%) |
2025 | – |
2024 | 58.9 / 46.7 |
2023 (1日目/2日目) | 70.6 / 69.2 |
2022 (1日目/2日目) | 65.3 / 57.6 |
2021 (1日目/2日目) | 68.0 / 74.7 |
2020 (1日目) | 56.0 |
2019 (1日目) | 66.5 |
2018 (1日目) | 74.8 |
東大特特クラス(東I)【4科目】
合格最低点 | 受験者平均 | |
平均 | 273.1 (61%) | 266.5 (59%) |
2025 | – | – |
2024 | 274 | 273.2 |
2023 | 265 | 260.4 |
2022 | 281 | 276.9 |
2021 | 276 | 264.8 |
2020 | 256 | 251.6 |
2019 | 267 | 263.5 |
2018 | 293 | 275.2 |
東大特特クラス(東I)【算数】
受験者平均 | |
平均 | 83.5 (56%) |
2025 | – |
2024 | 88.0 |
2023 | 79.8 |
2022 | 85.6 |
2021 | 74.1 |
2020 | 68.4 |
2019 | 89.5 |
2018 | 99.3 |
栄東中学の科目別配点と試験時間
第1回 東大・難関大クラス (A日程)【4科目】
点数 | 制限時間 | |
国語 | 100点 | 50分 |
算数 | 100点 | 50分 |
理科・社会 | 100点 | 50分 |
東大特特クラス(東I)【4科目】
点数 | 制限時間 | |
国語 | 150点 | 50分 |
算数 | 150点 | 50分 |
理科 | 75点 | 40分 |
社会 | 75点 | 40分 |
1月10日 2024年栄東入学試験(A日程 1日目)の算数
1月10日 栄東中入試(A日程) 算数の所感・難易度分析
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学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。
2024年、栄東中のA日程1日目(1月10日)の入試でした。
全体感としてはレベルAが約7割、レベルBが約2割、レベルCが約1割というやや易しめな難易度構成となりました。
また、最後の大問である5番が思考力問題で、他が技術系という関東難関校のオーソドックスな構成でした。
特徴としては、平面図形の難易度が高く、大問4番(2)(3)は手強かったのではないかと想像します。
とはいえ、合否の決着はそれ以外の問題でついたと考えられ、基本技術の習熟度と入試の鉄則である得点できるところを確実に合わせる姿勢で決まったのではないかと思います。
以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。
■1番(7):直角◯×、2つの消去算
相似比を2回使って、消去算で処理しています。
同じ相似比を2回同時に使うケースがあまりない為、戸惑った人も多かったのではないかと想像します。
■3番(2)(3):約数個数、約数個数からの逆算
丁寧に与えられた条件を見ていくと、約数個数の公式を説明する時の図に近しいことに気づけば、(2)まではすぐに解決できます。
とはいえ、塾によっては「約数個数」の公式自体を触れていないケースもあり、そこは多少の有利不利があったかもしれません。
最後の(3)は約数個数からの逆算の応用問題でなかなか答えを合わせにくかったかと思います。
■4番(2)(3):等積変形
2013年に関西の難関女子校である神戸女学院中学部で類題が出題されているレアな論点を題材にした問題でした。
正方形の中での対称性を活用して等積変形を活用することで対応することができます。
あまり塾の教材や過去問でも出会う機会が少ない為、多くの人にとっては難しかったかと思います。
■5番(3):規則の発見と利用
一定部分を書いて検証しながら規則を発見する構え方を持っているかどうかが問われました。
最初のイメージよりは比較的解きやすい問題だったかと思います。
1月11日 2024年栄東入学試験(A日程 2日目)の算数
1月11日 栄東中入試(A日程) 算数の所感・難易度分析
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学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。
2024年、栄東中のA日程2日目(1月11日)の入試でした。
全体感としてはレベルAが約5割、レベルBも約5割と難易度の高い構成となりました。
一方で構成としては、最後の大問である5番が思考力問題で、他が技術系という関東難関校のオーソドックスな内容でした。
また、特徴としては、平面図形の難易度が高かった点と、大問3番において1つの応用技術をテーマとして大問全体が構成されており、得点差につながりやすくなっていたと想像される点がありました。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■1番(7):正方形(直角二等辺)づくり
直角を挟む2辺の和と直角二等辺という条件から、「正方形(直角二等辺)づくり」を想起できるかどうかが問われました。
■3番:約数個数からの逆算
大問全体がこの応用技術の習熟度を問いかける問題で、一般的には集団塾の上位帯だけが学習を促される部類の技術である為、得点差につながりやすかったのではないかと想像されます。
■4番:同位角Z角二等辺作り、ピラミッドの左右の比同じ、隣辺比、区切り面積、相→面
灘中を筆頭に西日本の難関校で多く出題されている「同位角Z角二等辺作り」をテーマに作られた問題に感じました。
「同位角Z角二等辺作り」では自分で補助線を引く必要があり、より難しいのですが今回は問題の中で線が引かれた後の世界についての問でした。
ピラミッドの左右の比を使って(3)の直前まで到達しますが、その後はアプローチはいくつかあるもののいずれもやや煩雑になる為、しっかりと方針を立てて進行できるかどうかが問われました。
■5番:着眼点を探す、試行検証、規則の発見と利用、真ん中平均、等差数列
思考力問題です。
まず、しっかりと例題を味わって、横の行の和に着目した上で縦の列を探していくことを発見できるかどうかが問われました。
(3)では、一番左の差を求めて、規則的に差が減少していくことを用いて解くことができます。
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