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〜この記事を見て分かること〜
洛南高等学校附属中学校の1月15日実施、2024年度入試を踏まえた
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★ 入試基本情報(ex 偏差値/受験人数/合格最低点)
★ 来年度に向けた対策
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2024年洛南高等学校附属中学入試の基本データ
洛南高等学校附属中学偏差値(浜学園/日能研/四谷大塚)
【専願】
浜学園 | 日能研 | 四谷大塚 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 男 58 女 62 | 男 64 女 65 | 男 64 女 69 |
2023 | – | 男 63 女 65 | – |
2022 | – | 男 63 女 65 | – |
2021 | 男 58 女 63 | 男 64 女 68 | – |
2020 | 男 58 女 63 | 男 63 女 67 | – |
【併願】
浜学園 | 日能研 | 四谷大塚 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 男 64 女 64 | 男 70 女 70 | 男 69 女 70 |
2023 | – | 男 70 女 70 | 男 69 女 71 |
2022 | – | 男 70 女 70 | – |
2021 | 男 64 女 64 | 男 70 女 70 | – |
2020 | 男 64 女 64 | 男 70 女 – | – |
洛南高等学校附属中学の受験者・合格者数・受験倍率推移
【男子】
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 541 | 195 | 2.8 |
2023 | 529 | 200 | 2.6 |
2022 | 428 | 191 | 2.2 |
2021 | 530 | 219 | 2.4 |
2020 | 536 | 219 | 2.4 |
2019 | 533 | 208 | 2.6 |
2018 | 551 | 210 | 2.6 |
2017 | 538 | 240 | 2.2 |
2016 | 552 | 246 | 2.2 |
【女子】
受験者 | 合格者 | 倍率 | |
2025 | – | – | – |
2024 | 257 | 95 | 2.7 |
2023 | 252 | 90 | 2.8 |
2022 | 257 | 99 | 2.6 |
2021 | 263 | 81 | 3.2 |
2020 | 248 | 75 | 3.3 |
2019 | 286 | 79 | 3.6 |
2018 | 254 | 71 | 3.6 |
2017 | 245 | 72 | 3.4 |
2016 | 235 | 69 | 3.4 |
洛南高等学校附属中学の合格最低点・合格者平均点
【全教科】合格最低点
専願男子 | 専願女子 | 併願男女 | |
平均 | 214.1(54%) | 242.7(61%) | 261.7(65%) |
2025 | – | – | – |
2024 | 201 | 217 | 252 |
2023 | 209 | 223 | 254 |
2022 | 212 | 238 | 271 |
2021 | 236 | 276 | 295 |
2020 | 236 | 268 | 255 |
2019 | 201 | 240 | 255 |
2018 | 209 | 232 | 256 |
2017 | 211 | 244 | 254 |
2016 | 212 | 246 | 263 |
受験者平均点は公表がありません。男女の合格最低点に大きな開きがあることが特徴です。
【全教科】合格者平均点
4教科型 | 3教科型 | |
平均 | 256.1(64%) | 259.8(65%) |
2025 | – | – |
2024 | 243.3 | 246.9 |
2023 | 252.6 | 253.6 |
2022 | 264.2 | 263.5 |
2021 | 280.5 | 291.7 |
2020 | 274.8 | 278.4 |
2019 | 246.7 | 249.9 |
2018 | 244.8 | 249.4 |
2017 | 246.9 | 253.0 |
2016 | 251.2 | 251.5 |
【算数】合格者平均点
4教科型 | 3教科型 | |
平均 | 93.7(62%) | 102.3(68%) |
2025 | – | – |
2024 | 82.8 | 93.8 |
2023 | 89.5 | 98.0 |
2022 | 104.5 | 112.6 |
2021 | 95.5 | 107.4 |
2020 | 110.1 | 119.2 |
2019 | 90.3 | 100.7 |
2018 | 85.3 | 94.9 |
2017 | 90.2 | 102.0 |
2016 | 94.9 | 92.0 |
当然のことではありますが、3教科で受験する方の方が、4教科受験生より算数が得点できることが伺えます。
洛南高等学校附属中学の科目別配点と試験時間
点数 | 制限時間 | |
国語 | 150点 | 60分 |
算数 | 150点 | 70分 |
理科 | 50点 (100点) | 45分 |
社会 | 50点 | 45分 |
3教科型の場合は理科の配点が100点になります。
4教科型(国・算・理・社)、3教科型(国・算・理)のいずれか一方の型での受験となりますが、総合点400点満点で計算されます。
2024年洛南高等学校附属中学入学試験の算数
洛南高校附属中入試 算数の所感・難易度分析
2024年、洛南高校附属中の入試でした。
全体感としてはレベルAが約55-60%、レベル Bが約30%前後、残りの10-15%がレベルCという難易度の高い重量級の問題構成となりました。
また、今年度の特徴としては洛南のセットはほぼ全ての問題が技術系で構成されていましたが、今年度は技術を使わない思考力問題が大問7番に出題されたことが特徴でした。
尚、例年の合格者平均がレベルA完答とレベルBの4-5割得点となっており、合否の決着はレベルBの問題の出来で決まったのではないかと想像します。
特に技術系のレベルBの問題群は各集団塾で少なくとも一度は触れる応用技術でありながら、受験生の多くが完璧に仕上げることができないまま本番を迎えがちなものが多かった印象を持ちました。
以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。
■3番(3):消費税の規則的解法
散発的に全国の難関校で出題される消費税の規則的解法の論点です。
その中ではまだ解きやすい基本に入るレベルの問題です。
丁寧にこの技術を身につけられていれば短時間でクリアできたかと思います。
■5番(2)(3):前の結果利用の表
甲陽学院の2012年1日目6番と同じ論点です。
また、小問の拡張性と、色塗りのアプローチが効きにくいことから「前の結果利用の表」を想起します。
対称性を使って①の色を決めてしまうことを使って前の結果利用を繰り出す判断ができれば一気にクリアできる問題でした。
■6番(2)(3):隣辺比、等積変形
「同じ角度を挟む」2辺の積という隣辺比の性質から、「同じ角度」を見つけにいくアプローチで見つけていくことができます。
(3)は(1)(2)でやってきたことを今度は自分の手で下部で活用できるかどうかを問う問題でした。
■7番(2)(3):規則の発見と利用(1→5→25)
広い意味ではフラクタル図形に入る問題かと思いますが、その拡張の中身と拡張規則を発見するためには実際に書いて調べていく必要があります。
書いて調べることと、その調べた結果を活用させることを要求する難易度の高い思考力問題でした。
■8番:共通範囲、(1)②の利用
洛南お得意の共通範囲の応用問題。
洛南志望者は徹底した訓練を受けてきているかと思いますので、(1)はクリアしてほしいところでした。
(2)は立方体の元の面の中央に正方形が残り、元の辺の部分に六角形ができる形となります。
また、最後の求積は立方体の角の部分において、実は(1)と同じ現象が発生していることに着目できるかどうかが鍵となりました。
洛南高等学校附属中学入試の算数動画解説
【注意】解法に関するご質問やご意見
ご質問やご意見は以下のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
contact-us@chugakujyuken.kobetsuba.jp
学校の迷惑となりますので、学校へのお問い合わせはしないで下さい。
5番
洛南高等学校附属中学志望者向け 来年度に向けた対策
2024年度も例年通り難易度の高いセットでした。
受験生のレベルも高いため、基本問題では差がつきにくく、結局はレベルBの応用問題が中心で得点差が形成されることになります。
逆に基本問題を落としてしまうと致命傷になりかねないことも事実です。
また、全国の最難関校の多くが思考力問題の出題が増えてきている中で、洛南においても思考力問題が久々に大問で出題されたことが2024年度の特徴でした。
とはいえ、勝負の大半はあくまでも技術系領域の応用技術の領域で、出題分野としては立体図形・速さ・平面図形・数の性質・文章題(食塩水)あたりをよく出題する傾向があり、特に立体図形については全国屈指の難易度を誇ります。
従って、志望者は過去問の頻出出題分野の、特に応用技術・発展技術を使わせるタイプの問題を中心に対策を行なっていくことが重要になります。
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