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※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。2024年11月17日実施、四谷大塚 第5回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。以下の記事では、[…]
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
2024年10月6日実施、四谷大塚 第4回合不合判定テストの平均点・算数解説・難易度・所感を公開中です。
以下の記事では、過去問への向き合い方についてご紹介しております。よろしければご参考下さい。
ここではいよいよ約半年後に迫った志望校の入試に向けて、志望校の過去問(赤本)を効果的に活用した、志望校合格に向けた算数の勉強方法について、お話させて頂きます。 お子様が、過去問を活用して学びを実現して無事に志望校に[…]
6年秋の模試を受けて、どのように考えてゆけば良いかは次のコベツバradioを参考にしてみてください。
四谷大塚 第4回合不合判定テストの過去の平均点
※以下は過去2年分の「男子」のデータになります。
平均点 | 偏差値60ライン | |
4科合計 | 268.5点(53.7%) | 336.5~341.5点(67.3~68.3%) |
算数 | 80.7点(53.8%) | 105.5~107.0点(70.3~71.3%) |
四谷大塚 第4回合不合判定テストの所感・難易度分析
6年生、第4回合不合判定テストでした。
全体感としてはレベルAが95点、レベルBが50点、レベルCが5点と難易度の高いセットとなりました。
全問技術系の問題で構成されているものの、大問の5番以降は高難易度の難関校向けのセットとなっており、上位帯においてもなかなか得点が取りにくい内容になったと推測します。
まずは、大問4番までの基本問題の出来を確認してもらうことが1つ、その上で余裕があれば5番以降の論点を見直してもらうと良いでしょう。
ただし、入試での出題がレアな論点もあるので、沢山あるやるべきことの優先順位を踏まえて判断して欲しいと思います。
以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。
■4番(2):食塩水分数、食塩水の面積図
(1)の段階で分数表現をして解いていれば、食塩水分数で進行できることに気づいて解くことができたかもしれません。
勿論、食塩水の面積図(平均の面積図)で解いてもらっても構いません。
■5番(2)(3):選ばれる側の気持ち
技術系のレアな応用論点です。
ボールの気持ちになって考えてみると、キレイに解くことができます。
2011年に関西の甲陽学院でこのテーマの問題が出題されています。
■6番(1):倍数個数のベン図(2個) 高学年用、1からの個数を求めて引く、ムリやり分数
倍数個数のベン図で捉えて、更に1からの個数を求めて引くという合わせ技を使って進行するやや手間がかかる問題でした。
■6番(2):平均の策
平行に走る3本の柱と三角形の面に注目することで平均の策を連想できるかが勝負でした。
■6番(3):前の結果利用の表
前の状態のものがどのように次に繋がるかを考えて、検証して見つけ出したものを適応させる応用問題でした。
■7番(2):転がり移動の作図、外角の和=360°、正十二角形分割の利用
与えられた条件が実は正十二角形の上を転がしていることと同様であることに気づかせる①、最後の②は算数オリンピックでお馴染みの正十二角形分割を使用する難問でした。
近年、確かに2022年に豊島と渋渋、2023年に渋幕でもこちらをテーマとした出題があることからここで触れておいて欲しい意図だとは想像しますが、一般テストで出題されるのは驚きました。
■8番(2)(3)(4):ダイヤグラムの選択パターン、ダイヤグラムの距離一定、ダイヤグラムの相似、同時スタート戻り=リピート開始
出会う場合と追い越しの場合を実験して理解した上で、方違え→ダイヤグラムを選択して、正しく描くことができさえすれば、最後まで一気に解くことができる問題でした。
とはいえ、最初のハードルが高く難しい方かとは思います。
四谷大塚 第4回合不合判定テストの算数解説動画
今回の記事では、第4回合不合判定テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、一部の解説動画はメンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月(時々翌月も)に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。また、予習シリーズテキスト解説と併せてご購入いただくこともできますし、合不合判定テストを4回分(第3~6回)セットでご購入いただくこともできます。
尚、1年後や2年後、このテストが実施された同じ月(2024年10月なら2025年10月)に無料体験する方も無料体験内容にこのテストは含まれます。
今回の模試で注目すべき2題
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