慶應普通部 解体新書(下書き)


『慶應普通部入試の解体新書』とは?

慶應普通部の直近13年間の入試を解体・徹底分析し、一般の方からは非常に見えづらい入試および入試問題の特徴を明らかにすることを通じて、世間一般で言われている常識とは異なる考察をお伝えし、入試突破にあたっての体系的な指針を提供することを目的としております。
入試対策において「全ての科目、全ての分野、全てのポイントを対策すること」は時間と能力に余裕があればそれがベストです、でもそれはあくまでも理想論です。
現実は、時間との戦い・屈強なライバルたちの戦いであり、その為には、時間対効果が高いと考えられる勉強を入試突破に向けて戦略的に行う必要があります。まだ志望校対策に腰を据えて取り組む前段階である5年生や、追加の学習の余裕がない6年生前半でも、志望校を意識し、頻出単元の応用・発展技術には積極的に手を伸ばしていくことで、6年生後半の志望校別特訓クラスのスタート時点でライバルと数段の差をつけることもできるでしょう。武蔵中突破の頂に向けて最短・最速で登って頂く為に、是非ご活用頂ければ幸いです。

最新の入試である、2022年の慶應普通部入試の算数解説動画、難易度・傾向分析などは以下からご覧頂けます。

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慶應義塾普通部入試の基本データ

慶應義塾普通部80%偏差値(サピックス/四谷大塚/日能研)

 サピックス四谷大塚日能研
20225964
2021596465
2020586465

慶應義塾普通部の受験者・合格者数・受験倍率推移

 受験者合格者倍率
20225752052.8
20215631952.89
20205891803.27
20195941803.30
20185911903.11
20175461902.87
20165781903.04

受験数は増加トレンドにありましたが、2019-20の倍率上昇やサピックス偏差値の上昇によりやや回避された方がいらっしゃるのでしょうか、2021年以降は以前の水準に落ち着きました。

倍率は、2019-20は合格者数が減少したこともあり、2018年には3倍を突破していますが、こちらも合格者数の水準が以前に戻ったため、2021年以降は以前の水準に戻りました。

合格者数は2018年まで190名でしたが、2019-20年は、定員数180名と同じ180名となり、2021年からはまた以前の水準に戻りました。なお、繰り上げ候補数は2019年から50名ほどから70名ほどまで増えています。

この数年の変化を見ると、基本的には「繰上げ合格後の辞退者」を減らせるように試行錯誤した結果、合格者数を維持しつつ、繰上げ数を増やすことになったのではないかと考えられます。

なお、データからは実際の繰り上げ数はわからないものの、例えば聖光学院合格者が辞退するケースも考えられますのでで、おそらく実際最終的に合格通知を受け取れるお子様、の合格倍率はもう少し低いのではないかと推測されます。

慶應義塾普通部の科目別配点と試験時間

 点数制限時間
国語100点40分
算数100点40分
理科100点30分
社会100点30分

4科目均等配点となっております。平均点や合格最低点は公表されていないものの、慶應普通部を受験するレベルのお子様からすると「一定程度簡単」と感じられる問題が多いことから、苦手が少なく、ミスの少ないお子様が合格する入試なのではないかと推測されます。

慶應普通部の算数概観

慶應普通部の算数 分野別出題比率

まず、大きな分野別に算数の過去13年間の配点を想定し、集計した入試問題の分野別出題シェアと出題比率のグラフが以下となります。(実際の正確な得点は分かりかね、あくまでも想定値での算出となります。)

慶應普通部の算数 難易度比較

2014~2022年の9年間に出題された問題を以下のように難易度レベルで表現しました。

A=慶應普通部受験者の大半が正答できる問題
B=慶應普通部受験者の中で、正答できるかどうかが分かれる問題
C=慶應普通部合格者でも出来ていない人が多いと思われる問題

その結果、A・B・Cの全体の比率としては以下のグラフのようになります。

慶應普通部の算数 難易度×分野比率

では、続いて難易度レベルごとに出題分野のシェアを見ていきます。

まず、「A=慶應普通部受験者の大半が正答できる問題」です。

続いて、最も重要な「B=慶應普通部受験者の中で、正答できるかどうかが分かれる問題」です。

場合の数のレベルBの問題が占める割合は、出題割合に対してかなり高めです。

最後に、「C=慶應普通部合格者でも出来ていない人が多いと思われる問題」です。

慶應普通部の算数分野別の対策