※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
コベツバでは、2023年12月22日実施、 サピックス5年生 12月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2024年11月15日実施、 サピックス5年生 11月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。5年生後半戦[…]
今年最後のマンスリー確認テストとなりました。
今回は総合単元を含む4回分という範囲となっており、文章題が3回、割合の図形と流水算を含む復習の回が1回という構成です。
特に文章題においては、3年前のテキスト改定によりサピックス5年生の他単元と比較し異例の難易度になっており、1歩、2歩踏み込んだ問題まで掲載されていることが特徴的です。
以下の記事ではマンスリーの学習・管理方法詳細をご紹介しております。
復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方についてお伝えしておりますので、ご参考いただければ幸いです。
前回記事(「マンスリー確認テスト」の目的・分析・対策)に引き続き、今回は「マンスリー確認テスト」の学習・管理方法詳細について記載させて頂きます。ここでは、復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方[…]
また、このテストが終われば次はいよいよ半年ぶりの1月組分けテスト(新学年組分けテスト)です。コベツバでは12月マンスリー対策と並行して1月組分けテストに向けた『組分けテスト対策』の提供も「スタンバイ SAPIX(サピックス解説・対策)」にて開始しております。
今回お話ししますサピックス1月組分けテストの概要・平均点・対策については、以下のラジオでもご紹介しておりますので、よろしければご視聴ください。※新4年生のみにフォーカスした[…]
また、以下の記事でも述べておりますように、5年生後半〜6年生前半(特に5月頃)までに加速度的に入試で通用するレベルの技術を身につけていくことになります。
今、テキストで取り組んでいるものは6年生や入試で出会うものよりも非常にシンプルで基本の「き」と言えるものですので、曖昧なものは残さないように対策を講じて欲しいと思います。
1: 「5年生後半から難しくなる」と聞いたのですが本当ですか?▼00:41から再生〜5年生9月に、アルファ中位の保護者様から寄せられたご相談〜 最近は、一度出来るよう[…]
サピックス5年生12月マンスリー確認テストの過去の平均点
平均点 | 偏差値60ライン(≒アルファクラス基準) | |
4科合計 | 292.7点(58.54%) | 368.5点(73.70%) |
算数 | 87.0点(58.00%) | 119.2点(79.47%) |
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
サピックス5年生12月マンスリー確認テストの難易度・所感
コベツバの解説ではどんな悩みが解決するの?
5年生、12月マンスリー確認テストでした。
全体感としてはレベルAが112点、残り38点がレベルBということで標準的な難易度セットとなりました。
最後の小問を除いて全問が技術系の問題で構成され、ほとんどの問題が出題の意図が明確な問題でしたので、正解できなかった問題のポイントや答えにたどり着くまでに時間がかかった問題のポイントは、見直して正しくかつ素早く取り出せるように仕立てておくと良いでしょう。
また、例年のことですが、この5年生の終わりから6年生前半の時期は、地力のある人で最終的に最難関校・難関校に到達する人であっても、沢山の技術を習得してきたもののその定着が怪しいものが多発し、成績の乱高下が発生しやすい時期でもあります。
計画的に復習していくことで、忘れているものを明確にして再度定着し直していく機会を持つことをお勧めします。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(4):区切り面積
いわゆるイナヅマ切りです。
6年生ではレベルAとして扱いますが、現時点ではレベルBに設定しています。
適切に区切り面積の三角形を捉えて進行できるようになりましょう。
■5番(4):過不足算
ややイレギュラーなタイプの過不足算で、片方に寄せて考えるという1手間の工夫を要求する応用問題でした。
■5番(5):売れ残った商品を売って考える 別解)不公平の過不足
商売の売れ残りの応用問題です。
丁寧に整理して考えることが要求されました。
また、別解では不公平の過不足算として解釈して解いています。
■6番(2)(3):台形ペケポン、相→面、区切り面積
(2)、台形ペケポンで自分で線を引かせることが要求された問題でした。
(3)、左側が相→面で、右側は区切り面積でそれぞれ求めることができます。
■7番:残りの→二段線分図、範囲と倍数条件で絞る
(1)、丁寧に二段線分図で整理していけば答えに到達できる問題でした。
(2)、範囲と倍数条件で絞る思考力を要求する応用問題でした。
割合の応用問題には整数条件や倍数条件で絞るケースが多いことは頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
サピックス5年生12月マンスリー確認テストの算数解説動画
今回の記事では、12月マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番〜7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
1番〜5番
6番〜7番
コベツバからのお知らせ(コベツバweb授業)
また、コベツバでは、「中学受験算数で必要になる土台となる技術を体系的に復習したい」「(難関入試に必要とされる)思考力を伸ばしていきたい」というお子様に向けて、コベツバweb授業を配信しております。
ポイント別に分かれた教材・テストや、思考力を求められるテストを配信しており、ライバルとも切磋琢磨できるオンライン教材です。
利用学年や目的に合わせた学習コース診断もございますので、一度ご覧ください。