※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2025年1月29日実施、 サピックス5年生1月復習テストの算数解説・難易度・所感をテスト当日夜11時30分〜12時30分に公開予定[…]
コベツバでは、2023年6月7日実施、 サピックス5年生 6月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。
4科合計・算数ともに、5年生のマンスリー全体の中でも平均点の低い傾向のあるテストです。
特に算数については、平均点が74.3点(49.53%)と低く、国語、理科、社会の平均点(過去5年平均)がそれぞれ88.4点(58.93%)、56.3点(56.3%)、54.8点(54.8%)であることを考慮しても、明確に下がっております。
今回の6月マンスリーの範囲には、速さ・水問題・点の移動と複雑性の高い単元や新しい分野の学習が多いため、平均点が下がっていると考えられます。
ちなみに、この3分野(その中でも、特に速さと水問題)は入試の大問としてほとんどの学校で頻出分野です。
速さをほとんど出さないのは筑駒ぐらいでその代わりに点の移動を出題しています。その他の学校では「高度な技術の使いこなし」を試す問題として好んで出題されています。
水問題も女子最難関、難関校で頻出の分野です。こちらも「時間あたりの変化」と「立体図形の技術」を問うことができるからでしょう。
まさに入試で合否を分けるような分野を習い始めた、とも言えますが、ただし5年生時点の技術は割合を習っていないため非効率な処理も多くそのまま入試では使うことができません。
速さは5年秋に、点の移動と水問題は6年生の今頃に、もっと良い解法を習うことになります。
また、以下の記事ではマンスリーの学習・管理方法詳細にご紹介しております。
復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方についてお伝えしておりますので、ご参考いただければ幸いです。
前回記事(「マンスリー確認テスト」の目的・分析・対策)に引き続き、今回は「マンスリー確認テスト」の学習・管理方法詳細について記載させて頂きます。ここでは、復習を織り込んだ毎週の計画を立てることのメリットと、その具体的な計画の立て方[…]
サピックス5年生6月マンスリー確認テストの過去の平均点
平均点 | 偏差値60ライン(≒アルファクラス基準) | |
4科合計 | 273.7点(54.74%) | 345.3点(69.06%) |
算数 | 74.3点(49.53%) | 103.4点(68.93%) |
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
サピックス5年生6月マンスリー確認テストの難易度・所感
コベツバの解説ではどんな悩みが解決するの?
5年生、6月マンスリー確認テストでした。
全体感を見ていきますと、レベルAが112点、残りがレベルBとなっており、標準的な難易度構成となりました。
また、最後の大問7番が思考力問題で、残りは全て技術系の問題となりました。
まず、大問6番までの出来を確認して頂いた上で、理解が欠けている論点があればその部分の復習をしっかりおこなってもらうことが第一となります。
ここから先、割合の学習に入り、高学年算数らしいテーマを身につけていくことになりますが、割合を学習していっても、割合無しの分野の算数の弱点はそのまま残っていくことになるためです。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■2番(2):進んだ距離の和に注目、進んだ距離の差に注目、2つの和差算
典型問題の1つですが、使用する技術の個数が多いこととまだこの段階ということを加味してレベルBにしています。
とは言え、頻繁に見かける類の問題ですので短時間で処理できるようにしておきましょう。
■3番(1)②:正面から見た図と水1分(秒)①おき、水の入る順序と正面から見た図
丁寧に水量と体積とが等しい式を作ることができれば、答えに到達することができるはずです。
■3番(3):傾け→水が出ていく口から地面に平行な水面、平均の策
傾けの典型問題です。
45度なので直角二等辺ということもあり、分かりやすいので傾けの基本を身につけられているかを問う問題でした。
できなかった場合は丁寧に復習しておきましょう。
■6番(1)イ:正面から見た図と水1分(秒)①おき、水の入る順序と正面から見た図
グラフの解釈が要求されましたが、それでも比較的判断はしやすい問題だったかと思います。
■6番(2)②:範囲の推論
やや難しく思えてしまうのが、戻ってくる時の扱いだったかと思いますが、距離と時間だけ追いかければ求めることができる、という判断ができるかどうかが問われました。
■7番(2)(3):規則の発見と利用
強引に求めにいくよりも何かの規則がないかな、という着眼点を探しにいくプロセスを持つことができるかどうかかが1つの壁で、もう一つは増え方が上向き三角形と下向き三角形で対になっていることから和に注目できるかがもう1つの壁だったかと思います。
サピックス5年生6月マンスリー確認テストの算数解説動画
今回の記事では、6月マンスリーの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
▼1〜5番
6、7番
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