サピックス4年生夏期マンスリー確認テストの解説を公開中です。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2024年11月6日、11月7日実施、 サピックス4年生 11月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。文[…]
1: サピックス4年生夏期マンスリー確認テストの過去の平均点
過去3年間の平均をとったデータです。
平均点 | |
---|---|
4科合計 | 285点(57%) |
算数 | 77.8点(52%) |
4年生のマンスリー/復習テストの中でも、夏期マンスリー確認テストは平均点が低くなる傾向のあるテストです。
怒涛のスピードで新しい技術を学習していく夏期講習は、普段の授業よりも技術の定着まで持っていくのが難しかったと推測します。
とはいえ、テスト範囲には、応用的な技術も多く含まれているため、講習期間中に復習が追いつかなった部分から、一つ一つ対策していきましょう。
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
また、サピックステキスト解説・対策のStandByでは偏差値60以上を目指す方に向けて「StandBy+」という習ったカリキュラムに沿ってさらに応用させた問題をご用意しております。
4年生のマンスリーの後半の大問はこう言ったひねられた問題が多く、そちらに対応する内容となっております。
2: サピックス4年生夏期マンスリー確認テストの所感・難易度分析
4年生、夏期講習マンスリー確認テストでした。
全体感としてはレベルAが7割で残りがレベルBと標準的な難易度でしたが、講習がいつもそうであるように通常期よりも連続的に頻度高く授業が進んでいく為、消化不良に陥りやすく抜け漏れが生じやすい傾向があります。
今回のテストを通じて講習で学習した内容の抜け漏れを発見して復習して頂くのが良いでしょう。
また、レベルCの出題がない為、最上位層は易しく感じたかもしれません。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■3番(4):折り返し二等辺見つけ、二等辺見つけ
「長方形の折り返しと角度」と来たら、まず最初に発想して欲しいのが「折り返し二等辺見つけ」です。
その後に、今回は折り返し前後の辺の長さが同じと言うことを使った「二等辺見つけ」を加えた構成でした。
■4番(2)②:石入れ
石を入れたことによって、水があふれてしまうと言うケースでの石の体積は、元々空いていた空気部分の体積+溢れた水の体積で求めることができます。
理屈としても理解して使えるようにしておきましょう。
■5番(1):同じ数が複数ある並べ方、倍数判定法(2、4、8)
一の位の場合分けから入って、同じ数が複数ある為にここでは「減らす」を使って処理しています。
そうでなくとも答えの通り数が少ない為、一定書き出しても答に到達できたかもしれませんが、この答が増えた時に困りますので、この方法を身につけておくと良いでしょう。
■5番(3)②:イチイチ問題
通路が通れない形のイチイチ問題です。
はじめはやや難しく感じるかもしれませんが、丁寧に変化する場所を抑えることができればクリアすることができます。
■6番:周の延長解法
周の延長解法でだんだんと難易度を上げて行き、最後は「影」がテーマになっていた問題でした。
「周の延長解法」、そしてその応用としての「影」の扱いというのは、実際の難関校の入試でもよく見かける問題でもあり、間違えた人はここでポイントごと学習しておきましょう。
3: サピックス4年生夏期マンスリー確認テストの算数解説動画
今回の記事では、夏期マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
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1番(1)
1番(2)
1番(3)
1番(4)
1番(5)
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4番(1)
4番(2)
5番、6番
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