コベツバでは、サピックス6年生7月復習テストの解説や分析を配信中です。
1: サピックス6年生7月復習テストの過去の平均点
平均点 | 偏差値60ライン(≒アルファクラス基準) | |
---|---|---|
4科合計 | 287(57.5%) | 361.1(72.2%) |
算数 | 85.0(56.7%) | 116.8(77.9%) |
過去2年間の平均は、上記の通りです。
6年生のマンスリー確認/復習テストの平均点は、およそ270点〜290点(得点率54%〜58%)に収まることがほとんどですが、今回もその範囲にぴったり収まっています。
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
2: サピックス6年生7月復習テストの所感・難易度分析
全体感としてはレベルAが約70%、レベルBが約30%と比較的易しい内容になりました。
まず、大問5番までは偏差値帯によらず多くの学校で出題される論点及び難易度の問題になりますので、解法の選択まで含めて丁寧に見直して自分のものにして欲しいと思います。
また、大問6番は「等量じゃない交換」→「等量に持ち込む」という非常に面白い斬新な問題でした。
大問7番(2)(3)は思考力要素が強いものの、一手目で得点表の整理ができているかどうかで同じ思考力を持っていても気付きやすさが違ってきただろうと思います。
以下、レベル Bの問題に対してコメントしておきます。
■2番(8):短・長の間の角度でダイヤグラム
作図して推論して行くことでも今回は解けますが、一時間に2回発生しない場合もあり本来はこの解法が強いです。
また、すべてのケースの和を求めさせるタイプの問題もあり、アプローチ方法として見につけておいて欲しいと思います。
■3番(6):等高図形(割合有)、ピラミッドの左右の比同じ、ピラミッド
有名な問題ですが、基本パターンからやや応用性をもたせた問題です。
解法はいくつかありますが、その型を適切に適用できるかどうかだけの問題だったかと思います。
■4番(3):段階的な式作り
ニュートン算で二段階になっているケースなので、一段階目の減少量を出して、残りの量を求めれば、あとは通常の式作りでおしまいです。
■5番(2)(3):N回目に出会う、整理
典型的なN回目の両端出発パターン(×1本、×3本)ということに気付ければ、あとは整理して行くだけの問題でした。
速さの線分図系の問題ばかりやって行くと大きく見てN回目を使うことを忘れてしまいかねないのですが、そこにいつでも気づけるようになって欲しいと思います。
■6番(2):等量交換の状態に持ち込む
非常に面白い問題でした。
「等量じゃないけど、等量交換の形式の問題」と判断することができることが1つ目、次に「じゃあ、どうやって等量交換に持ち込むか」が2つ目というハードルがある応用問題でした。
■7番(2)(3):得点表、欲しいものをマークして推論
(2)も(3)も「最後は気づけるかどうか」なのですが、面倒であっても丁寧に得点表を書いて整理して行くことができるかどうかで、「気付きやすさ」が違ってきたのではないかと思います。
「整理をおろそかにしてはいけない」ということを改めて感じさせる問題でした。
3: サピックス6年生7月復習テストの算数解説動画
今回の記事では、7/24実施の7月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
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