【バックナンバー】サピックス4年生 1月復習テスト・動画解説・難易度分析

サピックス4年生1月復習テストの解説を公開しています。

1: サピックス4年生1月復習テストの難易度・所感

現4年生、新5年生の1月復習テストでした。
全体感としては復習テストの多くの回がそうであるように基礎技術中心の構成で一部応用問題、最後に思考力問題という構成でした。
クラス昇降にも影響がないものの、レベルAの問題群はほとんど来年の基礎トレで日々取り組んでいくレベルの問題になることから、現時点でも迅速かつ確実に「何の技術を使うか」を判断できるような状態で5年生に上がって頂くと良いかと思います。

以下、レベルB以上の問題にコメントしておきます。



■2番(4):整数の割り算と約数線分図

やや気づきにくい仕立て、かつあまりではなく不足が提示されている応用問題でした。それでも一回試行検証した上であっても、約数線分図の問題であると判断できて欲しい問題でした。

■2番(6):同じ色を使う場所でパターン分け

前半戦の中で最も迷いやすい問題だったかと思います。
「4つの色で5ケ所をぬる」→「1色を2回使う」→「どことどこが同じパターンかを調べる」→「記号で並べる」という流れの問題ですが、今回は1パターンしかないというのがまだ手加減して作られている印象を持ちました。
この論点は上位帯でも完全に身につけられている人が少ないものですので、ポイントごと復習して欲しいと思います。

■3番(2):高さ見つけ、直角二等辺の性質

典型的な高さ見つけの問題で、そこに直角二等辺の性質を盛り込んだ応用問題で、直角二等辺の性質から手を出せる人にとっては易しく感じる問題でもありました。

■4番(3):得点表

典型的な得点表の整理問題ですが、2パターン作れる点数がなく、整理する型があるかどうかだけで決着がつく問題でした。

■5番(3)(4):中心と結ぶ、円周と弧の長さ

大掛かりで難しそうな見た目に気圧されなければ決して難しい問題ではありません。基本原則に従って、中心と結ぶを選択すれば正三角形ができ角度が求められて、(2)と同様に外側にも同じものが5つできることで決着です。

■6番(2):組合せを探して並べる、1桁×1桁の組合せで戻していく、積の組合せ探し

緻密な調べ上げの能力を問う問題です。
①は一桁の組合せを探していく問題で、解説動画では0を使う→1以上を使う→2以上を使う→3以上を使うという流れで解いています。
②は1桁×1桁の積の組合せで丁寧に戻していくという問題です。
どちらの問題も解法の発想自体はそこまで難しくはないものの、緻密にもれなく進行していくことに難しさがある問題でした。

 

4年生1月復習テストの全体感・分析表

2: サピックス4年生1月復習テストの全問解説動画

今回の記事では、1月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。

StandByメンバー様用1月復習テスト全問解説はこちら

   
   
   
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