コベツバでは、サピックス5年生夏期マンスリー確認テストの解説や分析を当日中に配信致します。
最新のテストの解説・難易度分析は以下の記事よりご覧下さい。
※振替日程や全ての部の試験実施日時を調査の上、全てのテスト終了後に配信しております。コベツバでは、2024年11月15日実施、 サピックス5年生 11月マンスリー確認テストの算数解説・難易度・所感を公開中です。5年生後半戦[…]
1: サピックス5年生夏期マンスリー確認テストの過去の平均点
過去3年間の平均をとったデータはこちらです。
平均点 | 偏差値60ライン(≒αクラス基準) | |
---|---|---|
4科合計 | 267.4点(54%) | 340.8点(68%) |
算数 | 72.1点(48%) | 104.1点(69%) |
5年生のマンスリー/復習テストの中でも、夏期マンスリー確認テストは特に平均点が低くなる傾向のあるテストです。
怒涛のように新しいことを学習していく夏期講習は、普段の授業に比べて定着まで持ち込むのが難しかったのではないかと想像します。
ただし、過去実施されたテストの問題を一つ一つ見てみても、決して得点ができないテストではありません。
講習期間中の抜け漏れを確認してそれを潰していくという対策が、平常授業期間のマンスリー以上に、重要になります。
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
2: サピックス5年生夏期マンスリー確認テストの難易度・所感
5年生夏期講習マンスリー確認テストでした。
全体感としては約7割がレベルA、残りがレベルBという標準的な難易度のセットでした。
また特徴としては割合の序盤に入ってきて、割合に関しての習熟度や苦手意識の有無が大きな差につながりやすい内容だったと思います。
ただし、5年生後半以降さらに割合を使って深く他の分野に入って行くことを鑑みると、まだまだ割合の序盤にいることは確かです。
従って、ここで一早く復習して、または苦手意識を無くして、次の段階に進行できるようにして欲しいと思います。
以下ではレベルBの問題に対してコメントしておきます。
■3番(2):二等辺見つけ、外角の和=360°
割合とは無関係な応用問題でした。
また論点も珍しく2つの合同三角形から二等辺という発想を問うきれいな問題だったと思います。
■3番(3)②:①秒後解法
点の移動の応用問題で散々扱ってきた①秒後解法の基本パターンです。
「●●になるのは何秒後」という問いかけに対しての解法として、すぐに取り出せるようにしておいて欲しいと思います。
■4番(5):の比の比、多数売りの表
多数売りの表の形で「の比の比」を使わせる典型的な応用問題です。
初めて見た時には面食らうもののしっかりとテキストで学習する機会はある論点でしたのでクリアして欲しい問題ではありました。
■5番(1):→補助線
立体思考力を問う問題で、感覚的に解いている人も多いかと思いますが、ここではやや大げさですが技術的に「→補助線」を用いて解いています。
■5番(2):水量一定→底と高が逆比、別解)合体させた容器で考える
底面積を○でおくことができさえすれば、後の仕立て方は高学年タイプの水量一定逆比と、低学年の時から学習している「つなげた水そう」と、どちらでも短時間で解くことができます。
■6番(1)(2)(3):作図、等高図形(割合無)、区切り面積
思考力問題でした。
折り返し前の状態を丁寧に作図して面積を書き込んで、辺比と面積を行き来して考えて行く問題ですが、(2)(3)は区切り面積や等高図形に対しての習熟していれば発想がしやすかったのではないかと想像します。
3: サピックス5年生夏期マンスリー確認テストの全問解説動画
今回の記事では、夏期マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
StandByメンバー様用夏期マンスリー全問解説はこちら
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5番、6番