【バックナンバー】サピックス6年生 3月復習テスト 算数問題解説と難易度分析

サピックス新6年生3月復習テストの解説を配信中です。

1: サピックス6年生3月復習テストの難易度・所感

6年生3月復習テストでした。
全体感としてはレベルAが7割、残りがレベルBという例年の中でも標準的な難易度になっており、レベルCの出題がないことから最上位層は高得点を期待しやすい内容だったのではないかと想像します。

ただし、例年のことですが足元の6年生の始まりの時期は、半年後にこのレベルの問題で8割以上を取れる人であっても、多くの人にとっては技術が未定着だったり、テキストから変えられると出来なかったり、応用問題に対してアプローチの武器として取り出せなかったりするケースが頻発します。
同時にケアレスミスも頻発する時期でもあります。
従って、今回の復習テストを現在の健康診断として活用して復習したりテコ入れするのに活用するのが良いでしょう。

以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。


■2番(6):年令表、→と×で表現

年令表と和を扱う場合の整理の方法と、掛け算、さらには2人の差が分かっていることから、①と置いて決着させられる問題でした。


■3番(4):直角注目の分割、台形の面積

一手目で小4で学習済みの直角注目の分割を行って右下の長さを出します。その後、平行の条件から与えられた図形が台形であると判断して、再度面積を使って解く面白い問題でした。


■3番(5):直線の回転

コアになる技術は直線の回転ですが、最遠点を求める際に三角形の成立条件「大<中+小」で判断することも確認しておきましょう。この問題では直感的にも分かりやすかったとは思いますが。


■4番(3):多数売りの表

変則的に多数売りの表で整理して比較させる珍しい問題でしたが、整理の方法として手の内に入れられていれば、意図的に使う判断をせずとも自然に整理した上でクリア出来ただろうと思います。


■6番(2)(3):歩数×歩幅=速さの「の比の比」、の比の比

流れとして歩数×歩幅を使って整理するところは見えやすかったかと思いますが、単位の処理を曖昧に行っていると(3)でつまづいてしまったかもしれません。


■7番(2)(3):連続整数の積と割れる回数の逆算、素数の個数ごとに整理→それぞれの最大を調べる・連続整数の積と割れる回数

(2)はよくある逆算の応用問題。問題で範囲で聞かれていないことがまだ親切な印象でしたので、ここは合わせたい問題です。
(3)は方針に戸惑うかもしれませんが、素数ごとに持っている個数を調べて行って、5で割った商を求めていけばおしまいという解法の発想を問う問題でした。


6年生3月復習テストの全体感・分析表

2: サピックス6年生3月復習テストの算数解説動画

今回の記事では、3月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。

※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。

StandByメンバー様用3月復習テスト全問解説はこちら

   
   
   
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