コベツバでは、サピックス5年生7月復習テストの解説や分析を配信中です。
1: サピックス5年生7月復習テストの過去の平均点
以下、過去3年間の平均をとったデータです。
平均点 | 偏差値60ライン(≒αクラス基準) | |
---|---|---|
算数 | 88.5点(59.0%) | 121.0点(80.7%) |
5年生のマンスリー/復習テストの算数の平均点は、75〜90点に収まることがほとんどですので、
7月復習テストの算数は比較的平均点の高いテストとなっております。
これは、7月復習テストの出題範囲の大半を、割合の導入単元が占めているためと考えられます。
昨年・一昨年のコベツバの7月復習テストの難易度分析を見ても、レベルA(基礎レベル/ミスなく合わせたい)の問題が8割程度と、非常に高くなっており、利用する技術も、基礎あるいは標準レベルの割合の基本技術がほとんどでした。
この習いたての論点の習熟度で、大きく差がつく可能性のあるテストと言えるでしょう。
コベツバでは、サピックステキスト解説・対策のStandByで制限時間つきでテスト範囲の論点を網羅できる対策テストをご用意しております。
解説動画、ポイント動画つきでのご提供になりますので、テスト対策としてお役立てください。
2: サピックス5年生7月復習テストの難易度・所感
5年生、7月復習テストでした。
全体感としてはレベルAが7割を超えており、残りがレベルBという易し目の構成になりました。
また、割合の基本問題が大部分を占めている内容でした。
ただし、割合に入ってきた序盤ということでここを完全に固めてもらうことが、ここから先の5年生山場である「割合×●●」の内容の吸収度に関わる為、最低でも大問2番から4番の割合の問題に対しては固めた上で、夏期講習に突入して欲しいと思います。
以下、レベルBの問題に対してコメントしておきます。
■1番(8):和差の奇偶一致
レベルBをつけてはいますが、典型的な問題です。
整理の方法とオチが見えていれば特に迷うことなく短時間で解くことができる問題です。
■1番(9):転がり移動の作図
角を曲がる為にレベル Bをつけていますが、転がり移動の基本に忠実に作図できれば、あとは中心角をまとめて計算すれば短時間で答えに到達することができます。
■2番(5):残りの→二段線分図
「残りの」という文言を最初にチェックした上で解法選択して三段線分図を描ききれば、あとは戻して行くだけの問題です。
■4番(5):差に注目、原・定・売、増減の割合
やや応用問題だったと思いますが、基本形の整理をした上で差に注目できさえすれば答えに到達することができます。
■5番(2):正面から見た図と水1分(秒)①おき、水の入る順序と正面から見た図
つるかめでも解くことが出来ますが、せっかく既に図があるので分割して解くことが出来ます。
出て行く水の量を1分①、底面積も○を使って表現すれば暗算でも答えがでるシンプルな問題でした。
■6番(2):フローチャート
フローチャートはまず最後まで書ききることが重要で、(2)はその上で丁寧に計算処理をして行くことができるかどうかが問われた問題でした。
■7番(2):①秒後解法
「●●になるのは何秒後」という問われ方をしていることで、①秒後解法を選択して解いています。
②がやや煩雑にはなりますが、ここまでの煩雑さは対応できるようになって欲しいと思います。
3: サピックス5年生7月復習テストの全問解説動画
今回の記事では、7/14実施の7月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、5番、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
※テストが実施された当月か、翌月に無料体験を申込まれた方は、無料体験内容にこのテストは含まれます。
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5番、6番、7番
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