【バックナンバー】サピックス5年生 2020年度10月マンスリー確認テスト・動画解説・難易度分析

サピックス5年生10月マンスリー確認テストの解説を公開しています。

1: サピックス5年生10月マンスリー確認テストの難易度・所感

5年生10月マンスリーでした。レベル別の配点を見るとわかる通り、レベルAが多く78%、残りがレベルBという構成になりました。ほとんどの問題がテキストの基本レベル、そして一部テキストの応用レベルということで学習内容が自分の手の内に入れられているかどうかがそのまま得点に直結する内容だったと言えます。反面で、5年生の後半は、受験全体の中でも次々に新しいことを学習していく為、消化不良に陥りやすい期間でもあります。こういったマンスリーで学習上の穴を見つけて、苦手な単元を洗い出して丁寧に復習していく機会として是非活用して頂きたいと思います。

以下、レベルB以上の問題に対してコメントしておきます。

■1番(4):うるう日に注意、7で割ったあまり曜日


大問1 番の小問ですが、なかなか答えが合いにくい厄介な問題だったかと思います。女子最難関校が好む緻密さを持った問題で、うるう年ではなくうるう日に注意すること(従って2020年の2/29は含まれません)と、日後や日目に注意することが鍵となりました。


■2番(4):二通りの混合


テキスト掲載もあった二通りの混合です。ここでは面積図と天秤の両方で解いていますが、やや手数がかかる論点でもありレベルBに設定しています。ただし、それでも典型問題ですので、確実に習得してもらいたい論点でもあります。


■6番(1):回転移動の面積、半径×半径


回転移動に加えて、半径×半径を重ねた問題です。1つずつだと決して難しくないかと思いますが、二つの論点が組み合わさっている為、レベルBにしています。


■6番(2):転がり移動の作図


やや答えまでの距離が遠い為、レベルBに設定してはいますが、それでも典型問題と言えます。正三角形の作図→頂点うち→軌跡の作図→角度振る→角度の和を求める、という流れに沿ってできるようになりましょう。


■6番(3)②:平行移動の重なり面積


入る時と出る時で2回ある問題。平行移動の重なり面積の鉄則である「簡単な方を動かす」「頭切り」を行えば、実は簡単に求めることができる問題ではありました。


■7番(2)(3):差の比例、同時刻同記号、キョリ一定


往復と片道で差の比例をかけるのが主題となる問題でした。その後、同時記号さえ打ち込むことができれば後は易しいという典型的な差の比例→同時記号打ちの応用問題でした。難関校志望者は丁寧に復習してもらいたい問題です。

 

5年生10月マンスリー確認テストの全体感・分析表

2: サピックス5年生10月マンスリー確認テストの全問解説動画

今回の記事では、10月マンスリー確認テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、継続メンバー様限定とさせていただきます。
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1番(1)

 

1番(2)

 

1番(3)

 

1番(4)

1番(5)

1番(6)

1番(7)

1番(8)

 

2番(1)

 

2番(2)

 

2番(3)

 

2番(4)

 

2番(4)別解

 

 

3番(1)

3番(2)

 

3番(3)

 

4番(1)

 

4番(2)

 

4番(3)

 

5番(1)

 

5番(2)

 

5番(3)

 

6番、7番

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