コベツバweb授業の取り組み方【C:塾の先取りコース】

コベツバでは問題を解く技術を体得することを「いつでも取り出せて戦える”武器”を得ること」と表現しています。ポイント(技術)は、単に理解をしているだけでは受験本番に使うことはできません。どんな問題も受験本番もお子様が安心して解いていける、コベツバweb授業ではそんな状態を目指します。

コベツバweb授業では、学習開始時期・偏差値帯・志望校などに合わせて、学習の進め方を「コース」としてご提案しています。本記事では、C:塾の先取りコースの取り組みについてご案内します。



Cコースの方針・概要

対象開始時期

5年生夏休みまで

大方針

グレード1の教材と練習テストを4年夏までに、グレード2の教材と練習テストを5年の夏〜秋までに、それぞれ1周は触れておくことができるコースです。1周目が完了したら、完了時期によって2周目に取り組むか、コベツバくん特訓で実戦練習を積みましょう。半年以上の余裕を持って塾の先取りが可能です。ポイント教材が修了した後は『入試でた順教材』(H-2コース)に進み、技術の総点検と入試実戦訓練をおこないましょう。

どんな方が対象?

  • 塾の算数には余裕を持ってついていける方
  • 算数をもっと得意にしたい、先取りでリードと余裕を作りたい方

コベツバweb授業の構成

“グレード” とは?

ポイント(技術)の難易度です。難易度や入試での出題頻度をもとに3段階で分類されています。

  • グレード1:土台となるポイント(168ポイント)
  • グレード2:入試でメインとなるポイント(230ポイント / 塾では190コ程度習う)
  • グレード3(TopGun特訓):最難関校で差がつくポイント

※コベツバweb授業で学べるのはグレード1・2となります

“〜の型” とは?

ポイント学習にはポイント教材と対応する練習テストが内包されており、どちらも2つの難易度(型)に分かれています。

◎共通の型

対象者:志望校問わず全員

ポイント(技術)を素直に使うオーソドックスな問題群。一般的な塾テキストも、6年前半までは8割程度このレベルの問題が掲載されています。

◎難関の型

対象者:難関校(S58やY65以上)志望者。※共学の付属校(慶應や筑附)は除く

ポイント(技術)を異なる角度から利用する少し複雑な問題群。難関校の入試では出題率が高い一方で、塾のテキストではあまり登場しないため、意外と忘れやすく受験生の差がつきやすいところです。コベツバでは丁寧に導入し、解けるように持っていきます。難関校志望の人はそれ以下の偏差値でも、入試が近づいている6年後半以降はできる限り学習しましょう。

※先取りで学習する場合や、算数の苦手意識が強い場合は、共通の型をまず仕上げることを推奨します。迷った場合は、試してみて感触次第で両方同時に取り組むことに決めても構いません。2周目の復習で取り組んでも良いでしょう。

学習の流れ

1周目

ポイント教材 > 練習テスト > 力試しテスト の順序で学習を進めてください。

①ポイント学習について

技術の習得はポイント教材の「授業形式」から取り組むことをおすすめします。ポイント教材> 練習テスト セット1> セット2 の順番で学習を進めましょう。練習テスト セット1が満点でなかった場合は、セット2にも取り組みましょう。また、長期記憶になっているかも重要です。1週間程期間を空けて、ポイント解説動画は見ずにポイント教材の問題・練習テストを全問(正解した問題も含め)再チャレンジしてください。間違えてしまった場合は、ポイント解説動画を見て復習しましょう。

②ランダム学習について

力試しテストの範囲のポイント学習を終えたら、ランダム学習に進みましょう。力試しテストではランダムに問題が出題されます。インプットしたものをしっかりとアウトプットできるか、確認、不安があれば再度復習を行いましょう。

2周目

全体の流れ

ポイント教材 > 練習テスト > コベツバくん特訓 の順序で学習を進めます。

①ポイント学習について

ポイント解説動画は見ずに、まずは例題に挑戦しましょう。間違えてしまったら、1週間程期間を空けて、間違えた問題のみ再チャレンジしてください。基礎をしっかりと安定させることが重要です。

②実戦演習について

まずはこちら!ポイント教材と並行して取り組みましょう
ポイント(武器)を深掘りできる、コベツバくん特訓
さらに練習を積みたい・武器を集めたい・応用的な問題にも取り組みたい場合は、コベツバくん特訓で実戦練習をおこないましょう。武器が増えるまで2-3回トライしましょう!基礎の武器が完璧になったら、標準・応用レベルの問題にもチャレンジ!

ポイント教材が修了したあとは、入試に向けてもっと色々な問題を実戦できる…
H-2:志望校攻略コース の 「入試でた順」へ

ポイント教材の学習が修了した方は、【H-2: 志望校攻略コース】に進み入試でた順教材に取り組みましょう。
H-2コースの取り組みの詳細は、こちらからご確認いただけます。
※まずはポイント教材を修了しましょう。典型題で型を習得し、土台をしっかり固めてから実戦演習に進んだほうが効果的です。

ペース選択とモデルスケジュール

ペースを選ぼう!

5年生

4年生

3年生

よくいただくご質問

Q: コベツバの教材で先取りするメリットはどこにありますか?

入試で必要な全てのポイントを、基礎から応用までお子様のペースで進めていくことができるため、先取りでもつまづくことなく進めることが可能です。最終的には過去問に立ち向かえるレベルまで高めていけるため、受験当日まで確実なアドバンテージを持って進めることができます。

Q: どんな状態になることがゴールですか?

中学受験本番は時間や緊張との戦いです。問題を見たら瞬時にポイント(使うべき技術)がわかり、迷いなくスラスラと解答できること、そしてその状態が時間があいてもキープされている状態が望ましいです。「解説を見たら理解できた」「時間をかけて悩みながら解ける」状態は十分ではありません。

Q: すでに別教材で進めている先取り教材があるのですが、どうしたら良いですか?

予習シリーズ・浜・希等で1学年以上先取りしている場合は、先取りを始めた学年からコベツバをスタートしたと仮定しコースやペースを選びましょう。難しく感じた場合は、下のグレードに戻って基礎を固めることも重要です。

Q: グレード3(TopGun特訓)対応の志望校を目指してるので、優先してもいいですか?

グレード2までを完璧にすることが最優先です。特に5年生までのお子様は、塾や家庭でよほどの飛び級学習をしていない限り、グレード2までの内容が固まりきっていないことが多いです。灘や開成に鉄板で合格するようなお子様でも、グレード2までの内容を忘れてしまっていることは十分あり得えます。教材と練習テストもしくはコベツバくん特訓で、グレード2までをどんな状況でも解けるようにしておきましょう。グレード2までを「概ね簡単に解ける」段階まで達成できたらグレード3(TopGun特訓)に進みましょう。

さっそく学習を開始しよう!

効果的、かつスムーズに学習が進められるよう学習計画管理シートをご用意しています。具体的なスケジュールの作成・進捗管理・カスタマイズ等をシート上でおこなっていただけますので、ダウンロードもしくは印刷してご利用ください。