コベツバweb授業の目的:
中学受験を控えたお子様に、算数で戦える”武器”を授ける
コベツバでは問題を解く技術を体得することを「いつでも取り出せて戦える”武器”を得ること」と表現しています。ポイント(技術)は、単に理解をしているだけでは受験本番に使うことはできません。どんな問題も受験本番もお子様が安心して解いていける、コベツバweb授業ではそんな状態を目指します。
コベツバweb授業では、学習開始時期・偏差値帯・志望校などに合わせて、学習の進め方を「コース」としてご提案しています。本記事では、B:塾の算数強化コースの取り組みについてご案内します。
Bコースの方針・概要
対象開始時期
5年生夏休みまで
大方針
塾で習った範囲を細かく絞り込める、学習の計画と記録シートを活用してください。教材と練習テストを終えたら、コベツバくん特訓で実戦訓練へ。土台から固めることが重要です。グレード2から学習する人も、グレード1を総ざらいする力試しテストで忘れてるポイントを洗い出して定着させましょう。ポイント教材が修了した後は『入試でた順教材』(H-2コース)に進み、技術の総点検と入試実戦訓練をおこないましょう。
どんな方が対象?
- 塾の算数はほぼ問題なくついていけているが、さらに算数の偏差値を上げたい方
- 大幅な先取りまでは考えていないが、塾の復習を行ったり、塾の教材で手薄な部分があれば補強する教材を探している方
- 算数の地力を育てていきたい方
コベツバweb授業の構成
“グレード” とは?
ポイント(技術)の難易度です。難易度や入試での出題頻度をもとに3段階で分類されています。
- グレード1:土台となるポイント(168ポイント)
- グレード2:入試でメインとなるポイント(230ポイント / 塾では190コ程度習う)
- グレード3(TopGun特訓):最難関校で差がつくポイント
※コベツバweb授業で学べるのはグレード1・2となります
“〜の型” とは?
ポイント学習にはポイント教材と対応する練習テストが内包されており、どちらも2つの難易度(型)に分かれています。
◎共通の型
対象者:志望校問わず全員
ポイント(技術)を素直に使うオーソドックスな問題群。一般的な塾テキストも、6年前半までは8割程度このレベルの問題が掲載されています。
◎難関の型
対象者:難関校(S58やY65以上)志望者。※共学の付属校(慶應や筑附)は除く
ポイント(技術)を異なる角度から利用する少し複雑な問題群。難関校の入試では出題率が高い一方で、塾のテキストではあまり登場しないため、意外と忘れやすく受験生の差がつきやすいところです。コベツバでは丁寧に導入し、解けるように持っていきます。難関校志望の人はそれ以下の偏差値でも、入試が近づいている6年後半以降はできる限り学習しましょう。
※先取りで学習する場合や、算数の苦手意識が強い場合は、共通の型をまず仕上げることを推奨します。迷った場合は、試してみて感触次第で両方同時に取り組むことに決めても構いません。2周目の復習で取り組んでも良いでしょう。

学習の流れ
ポイント学習
基本的にポイント教材 > 練習テスト > 力試しテスト の順序で学習を進めてください。

①ポイント学習について
なじみのない技術の習得はポイント教材の「授業形式」から取り組むことをおすすめします。ポイント教材> 練習テスト セット1> セット2 の順番で学習を進めましょう。練習テスト セット1が満点でなかった場合は、セット2にも取り組みましょう。よく知ってる技術(ポイント)であれば、最初に練習テスト セット1> (間違えたら)ポイント教材 > 練習テスト セット2の順番で学習を進めましょう。


②ランダム学習について
力試しテストの範囲のポイント学習を終えたら、ランダム学習に進みましょう。力試しテストではランダムに問題が出題されます。インプットしたものをしっかりとアウトプットできるかを確認、不安があればポイント教材で再度復習を行いましょう。力試しテストからスタートした場合も、同様に間違えたものはポイント教材に戻って丁寧に復習しましょう。

力試しテストからはじめても8割を狙えるぐらい習熟した単元に限っては、①をスキップして、時間短縮のために力試しからはじめて良いでしょう。

実戦演習

③実戦演習について
まずはこちら!ポイント教材と並行して取り組みましょう
ポイント(武器)を深掘りできる、コベツバくん特訓へ
さらに練習を積みたい・武器を集めたい・応用的な問題にも取り組みたい場合は、コベツバくん特訓で実戦練習をおこないましょう。武器が増えるまで2-3回トライしましょう!基礎の武器が完璧になったら、標準・応用レベルの問題にもチャレンジ!

ポイント教材が修了したあとは、入試に向けてもっと色々な問題を実戦できる…
H-2:志望校攻略コース の 「入試でた順」へ
ポイント教材の学習が修了した方は、【H-2: 志望校攻略コース】に進み入試でた順教材に取り組みましょう。
H-2コースの取り組みの詳細は、こちらからご確認いただけます。
※まずはポイント教材を修了しましょう。典型題で型を習得し、土台をしっかり固めてから実戦演習に進んだほうが効果的です。
ペース選択とモデルスケジュール
ペースを選ぼう!

5年生

4年生

よくいただくご質問
Q: コベツバweb授業を塾の学習に+αするメリットは具体的に何ですか?
塾共通
・中学受験に必要な技術を抜け漏れなく網羅できます。
・コベツバのゲーム性で算数の学習モチベーションがアップ!(教材や練習テストの習得レベルに応じて、武器が手に入るため学習の成果が可視化されます)
・苦手なポイントに特化した学習ができ、効率的に苦手対策が可能です。
SAPIX生向け
・コベツバweb授業では技術の応用力が身につきます。SAPIXのテキストでは【難関の型】レベルの問題は多くありません。コベツバで中上級レベルの技術【難関の型】を身につけ周りに差をつけましょう!
・コベツバは全技術で復習問題が充実しています。通常SAPIXの6年生テキストは復習のポイントはバリエーションが1問しかない場合が少なくありません。コベツバweb授業で復習をしっかりと行うことで、遅れをとらず確実に力にして行きましょう!
予習シリーズ生向け
・コベツバweb授業では、各ポイントのインプットだけでなく、レベル別の反復練習用問題が豊富に用意されています。予習シリーズのテキストでは基礎的な問題や反復練習するための問題が多くないため、しっかりと土台ができ自信を持って問題に取り組むことができるようになります。
・これまで難しいと感じて進めることができなかったテキストの問題も、コベツバweb授業の【難関の型】で型を習得した後に取り組むと、ハードルが下がりスムーズに取り組むことができるようになります。
Q: どんな状態になることがゴールですか?
中学受験本番は時間や緊張との戦いです。問題を見たら瞬時にポイント(使うべき技術)がわかり、迷いなくスラスラと解答できること、そしてその状態が時間があいてもキープされている状態が望ましいです。「解説を見たら理解できた」「時間をかけて悩みながら解ける」状態は十分ではありません。
Q: グレード2までで志望校によっては不要なポイントはないの?
基本的にはありません。グレード2までは中学受験算数で鉄板と言われる技術群になっています。6年生の夏休みまでに「一度は身につけた」とはいえる状態になっていることが理想です。不安なものは6年秋以降でも戻って復習をしましょう。
Q: 受験までに間に合わないかもしれないため、苦手分野に絞って良いですか?
問題ありません。コベツバはポイントごとに独立した教材を作っているため、利用したいところのみを抽出して使うことが容易に可能です。もちろん、苦手な箇所を取り組んだ後、テストだけでも得意なポイントにチャレンジするとより効果的です。
Q: 一部まだ習っていないポイントがあります。難しいと感じたらどうしたら良いですか?
次ページでご案内する「学習計画の管理シート」をご活用の上、学習タイミングをご調整いただけます。SAPIXと予習シリーズご利用の方は、各塾テキストの対応箇所と学習するタイミングも書かれていますので、ご状況に合わせて進めていただけます。
Q: グレード3(TopGun特訓)対応の志望校を目指してるが、どうしたら良いですか?
グレード3は6年後半での学習をおすすめしています。しかしグレード2までの内容に不安がある場合は、まずグレード2までの技術を固めることが優先です。
グレード3の内容は、塾業界でも体系だった教材は存在せず、過去問や志望校別の実戦訓練の中で、自然に身につけることを求められているのが現状です。学習せず受験を迎えることもあります。コベツバでは難易度の高い問題も、ポイントを掴むことでしっかりと対策していくことができると考えています。

さっそく学習を開始しよう!
効果的、かつスムーズに学習が進められるよう学習計画管理シートをご用意しています。具体的なスケジュールの作成・進捗管理・カスタマイズ等をシート上でおこなっていただけますので、ダウンロードもしくは印刷してご利用ください。