【保存用】2021年雙葉の来年度への対策

例年同様ですが、全体感のところで、記載させて頂いた

1: 基礎的な知識・技術
2: ミスをしない正確さ
3: 難関校頻出の応用的技術

の、三点が非常に重要です。

◯ 1:基礎的な知識・技術

例年6割程度までは、ほぼ基礎的な知識・技術の出題です。合格点が約7割程度と比較的高得点が要求されることから、ここで落としてしまうとライバルに大きな差をつけられてしまいます。基本・基礎を徹底してようやく勝負できる土俵に乗ることができると認識すべき学校です。

◯ 2:ミスをしない正確さ

2019年の雙葉入試は聞き方がやや意地悪な読解部分でミスを誘う問題でしたが、細かな計算が要求されるなどミスを誘発する問題を出題してくる傾向があります。また、1問あたりの配点も高いことから、ミスが命取りになりますので、計算ミス、読み違い、読み落としなどミス対策を万全にして臨む必要があります。

◯ 3:難関校頻出の応用的技術

他難関・最難関校で出題されている応用的技術のうち「あまりにも難しいもの」以外を、しっかりと習得する必要があります。今年度の「の比の比」は、開成中学で頻出・2019年は他にも聖光学院で出題されており、もはや最難関では挨拶がわり、難関では合否を決める形の位置付けになっています。
こういった応用的技術をいかに自分のものにして行くかが最終的な合否を分けることになりますので、積極的に身につけてもらうと良いでしょう。

雙葉中の出題傾向

まずこちらが雙葉中の分野別配点率になります。

分野別配点率
分野別配点率

「文章題(割合あり)」「規則性」「速さ」で全体の半分弱を占めていることがわかります。また「論理推理」「文章題(割合なし)」「立体図形」はほとんど出題されていません。

次に雙葉中のレベル別配点率を見てみましょう。

レベル別配点率

レベルAが44%、レベルBが34%、合計約78%。合格最低点は非開示であるものの、毎年6〜7割程度と言われていることから、レベルA完答、レベルBを3分の2正解することで合格が確実と言えるでしょう。

最後に、雙葉中のレベル別×分野別の配点から対策効果の高い単元を洗い出します。

レベルA頻出単元

四則演算を除くと、「文章題(割合あり)・数の性質・平面図形(割合あり)」の割合が多くなっています。

レベルA分野別配点率

レベルB頻出単元

レベルAで頻出の「文章題(割合あり)」「平面図形(割合あり)」に加えて、「規則性」「図形・点の移動」「速さ」が上位に食い込んでいます。

レベルB分野別配点率

レベルC頻出単元

「規則性」「文章題(割合あり)」で半数以上になり、特に規則性はレベルB以上で出題が増えてくることから、難問の可能性があると予測して対応する必要があります。

レベルC分野別配点率

雙葉中に合格するにあたって対策の効果が高い単元

1:規則性

近年、女子御三家で持ち回りのように出題されている「ぐるぐるカレンダー」の出題を筆頭に、比較的伝統的な技術と調べ方の工夫で解ける規則性の問題が出題される傾向にあります。雙葉の中では難問が出題される可能性が高いもののとは言え半分程度は解けるはずです。女子御三家の桜蔭の規則性と被りがあることも多いため、取り組んでみても良いでしょう。桜蔭の規則性はほとんどが通常程度の難易度(雙葉のレベルB程度)であるものの、一部桜蔭受験者の中でもほとんどが解けないような難問(レベルCD)があります。これは雙葉では出題可能性がかなり低いですので、それには取り組まなくとも構いません。

2:図形の移動・平面図形(割合あり)

こちらは難問が出題されるケースが少ないため、確実に得点したい分野です。技術難易度は規則性ほど難しくないため、通常授業(サピックスならデイリーサポートやサンデーサピックス(SS単科))のテキストを応用問題まで復習しておきましょう。図形の移動に関しては、解法が限られているため、丁寧に考えることができれば必ず正解出来るはずです。一方平面図形という分野は解法の種類が多く、知っている技術でも「本番緊張の中でパッと解き筋が見えない」ということも発生しがちです。自分が知っていてもなかなか思いつかなかった技術(ポイント)についてはよく復習し、本番解き筋が見えない時に引き出せるようにしておきましょう。