今年度の入試を受けて、大きく2つの対策が効果的と考えられます。
■1:基本技術習得の徹底
今回の入試でもレベルAの問題が約6割、ほとんどの集団塾のテクストの中で繰り返し出てきた論点が6割と言えます。例年、受験生の数も非常に多いことから致命傷になりますので徹底的に基本を磨いて、いつでもどう変えられても対応できるように仕上げる必要があります。
また、短時間で処理できることは今年度のように最後に時間をかけて丁寧に書いていくような問題に対して取り組み時間や余裕が生まれることまで含めると、大きなアドバンテージになってくるだろうと思います。
■2:応用技術の積極的な習得・訓練
レベルBの多くの問題は応用技術の使い方の習熟度で決着した問題でした。
それぞれの技術は、各集団塾で一回も見たことがないケースはなく、材料はやはり学習した内容の中に明確に存在します。では、どこで差がつくのかというと、積極的に武装していく姿勢ではないかと思います。応用技術や発展技術の中には、各塾の中で濃淡はありますが、数回しか登場しないものも数多くあります。
それらについて、「別に他の解法でも解けるから、身につけなくてもいいや」「あまり出ないし、身につけなくてもいいや」という姿勢が最終の入試での1問2問に影響してくるのではないかと思います。