渋幕女子への道-コベツバweb授業とSAPIX

算数を得意科目にしたい!親フォローの先取り学習からコベツバへ切り替えた

コベツバを始めたのは5年生の7月です。サピックス解説・対策StandByとコベツバweb授業を使い始めました。

Q: その2つのサービスを選んだ理由を教えてください。

まず、サピックス解説・対策StandBy。

サピックスに通っていたのですが、そこまでは親がわからない単元をフォローしていたのですが、テキストも段々と難しくなっているので、親の代わりになるようなサービスを探していました。


次に、コベツバweb授業ですね。

志望校が渋幕というのもありまして算数を得意科目にしたいと考えていた我が家では、実はそれまでにも算数の先取りを市販の参考書で進めていましたが、それよりもコベツバweb授業の方がはるかに信頼できるシステムだと感じたからです。

Q: ちなみにその時のサピックスの偏差値を教えてください。

始める前の算数の偏差値は平均して60でしたが、コベツバの効果で夏明けのテスト以降は平均して65程度に上がりました。

Q: 成績にも効果があったとのこと、ありがとうございます。コベツバの解説を体験された時の印象を教えてください。

実際にWEB授業を体験してみて、説明がとても分かりやすかったです。これなら親のフォローの代わりになりそう、と。

Q:これまでの学習にコベツバが加わったことで、学習時間を作るのが大変でしたか?

算数の先取り学習を市販の参考書で進めていた時間をコベツバWeb授業にあてました。つまり、塾の算数の復習をコベツバStandByで、先取学習をコベツバWebで行ったかたちです。

Q:ではコベツバを始めた後も学習時間が急激に増えたわけではないということですね。StandByとコベツバWebと併せて取り組むことで相乗効果はありましたか?

ありました。コベツバWebで先取りすることで、塾のテキスト復習の時に既にWeb授業で習ったポイント動画を見ることが自然と可能となり、忘れかけていた内容を再度見直すことができました。

Q:コベツバを利用したことで、算数の勉強姿勢に変化はありましたか?

コベツバWebテストを期間内に提出することを目標に掲げたため、授業動画を見る時間帯の予定を一週間単位で細かく計画し、他の教科との兼ね合いも含めて計画的に進めるようになりました。

Q:計画的に進めることで、勉強の効率は上がりましたか?

動画を見るための時間はどうしてもかかってしまいますが、しっかりと身に着ければ後から楽になると思い、コツコツと進めました。長い目で見ると効率は上がったと思います。

Q:効率が上がったなと感じるエピソードがあれば教えてください。

コベツバWeb授業の「場合の数」の授業で、ポイント動画を集中的に見ることにより、いろいろな解法がすっきりと整理できました。他にも分野別にまとまっているので、弱点を効率的に対策できました。

サピ解説・対策StandBy の”類題”は学習効果が高い

Q:では具体的にStandByとコベツバWebの学習方法を伺います。まずStandByはどのように

利用していましたか?

次回の授業までに、テキストA~E問題を解き、間違えた問題のみ解説動画とポイント動画で復習しました。特に間違えた問題は解説動画を確認し、定着が怪しい所はポイント動画まで遡り理解した上で、復習した次の日までに自力で解くことにしていました。

Q:StandByには各回に類題があります。こちらは取り組まれましたか?

はい。週末に一気に解くという形で進めていました。問題のレベルもちょうど良く、単なる数字替えの問題でないため、学習効果は高いと感じていました。

Q:ポイント動画を沢山見ていただいていたようですが、どんな時に見ていましたか?

5年生の時には比較的時間があり、しっかり定着させるために時間を作って何度も見ていましたが、6年生になると時間に追われるようになり、不安な部分だけポイント動画を見直しするようにしました。  

算数で負けないように、コベツバWEBでさらに補強。家庭でも集中力を保てたのは…

Q;次にコベツバWebについてですが、どのように利用していましたか?

5年7月から始めて、授業形式動画を土日に集中して受講しました。「割合なし」「割合あり」を同時進行させ、新6年2月に2周目に入りました。6年生からはコベツバWebテストで間違えた問題を中心に、ポイント動画で復習をする形を取りました。

Q:授業形式で利用されていた理由は?

講義を聞いてから、タイマー付きで問題を解くことができるので、集中力が増すと感じたからです。

   

Q:授業形式について何かお勧めできるポイントがありましたら教えてください。

授業時間は回によって少し長い場合があるんですね。そんな時は、応用編でも前半と後半に分けたりして、負担を減らすように工夫しました。また、今週分の「割合なし」基礎、標準、応用と「割合あり」基礎、標準、応用の計6ブロックをどこでやるかを1週間分の計画表に記入していました。

Q: コベツバweb授業での目標はありましたか?

とにかくコベツバWebテストのクラスで1組に定着することを目標としていたので、(算数強化への)もう一つの動機付けができました。

Q:5年生からですと、標準でも普段のサピの授業よりもかなり難しく感じたのでは?

実は、最初の1周目から、基礎、標準、応用全部に取り組みました。点数が低くても、算数で負けないようにしたいという目標があったので、毎回あきらめずに提出していました。

標準でも難しく、点数が低いことも多くて0点とかもありました。それでもあきらめずに取り組んでいました。

コベツバweb授業は組分けがあるんですけれど、5年生の頃は、2組と3組で、2組が多めだったと思います。1組はたまに程度。0点を取ってしまった時でも、村中先生が表彰動画で、しっかりと復習しておきましょうとおっしゃって下さった時は、気にかけて下さっているんだと感じて、とても励みになりました。

1年以上続けているうちにだんだんと1組に入れることも増えてきました。

Q: 教材(授業)とテストを回していくというのが基本スタイルだと思いますが、それ以外の復習までされていましたか?

コベツバWeb授業のテスト提出後、「間違えた問題をチェックし再度プリントして間違えた問題のみ自力で解き直すこと」に集中しましたが、そこまで手が回らなかった時もあります。でも6年後半ぐらいから定着してきまして、親の負担は増えましたがこの方法は良かったと思います。

 

Q:コベツバStandByやコベツバWEB以外に受講したものはありますか?

「TOPGUN特訓」を取り、時々提出はしていましたが(時間が作れず)定着しませんでした。コベツバWEBの定着をまずは優先させました。「コベツバ君特訓」は復習のための重要なツールでして、定着が怪しい分野について集中的に取り組むことができました。

Q;デイリーチェック、マンスリーテスト、サピックスオープンなどテスト結果でコベツバの効果を実感することはありましたか?

はい。ありました。特に、コベツバWebで思考力テストも毎回提出を目標にしていましたので、サピックスオープンや組分けテストでの思考力系の問題に対応することができ、大変効果があったと感じています。

実際のスケジュールを見てみよう!

5年生の週末はとにかくコベツバ

▼5年生の利用前のスケジュール

▼5年生利用後のスケジュール

Q:では学年別のスケジュールを見ていきましょう。

コベツバを始めた5年生のスケジュールですが、かなりコベツバに時間を割いていただいていたようですね。

土日の午前中は、平日の塾のカリキュラムの定着度を測るためStandbyの類題に取り組み、あとコベツバWeb授業に集中しました。「割合なし」「割合あり」を同時に進めていたということもあり時間もかかりましたが、5年生の間はコベツバWeb授業をしっかりと理解し定着させるためじっくり腰を据えて取り組みました。

夜の時間帯は、午前中の力試しとしてWebテストを解き、提出するようにしていました。

Q:平日はいかがですか?

まず塾の宿題に取り組み、間違った問題は解説動画を見て、怪しいところはポイント動画まで遡りました。理解したかを確認するため、次の授業までにもう一度自力で解きました。

時間がない6年生でもポイント動画の復習を

▼6年生前半のスケジュール

▼6年生後半のスケジュール

Q:6年生になると、5年生の時間の使い方とは違ってきましたか?

土日には塾の講習が入ってきたので、時間が足りなくなりました。授業動画の視聴よりコベツバWEBテストで間違えた問題を中心にポイント動画を見て復習しました。

Q:6年生で時間が無かったということもあるのでしょうが、5年生の時にしっかり類題や

WEB授業に取り組み定着していたからこそ、6年生では間違った問題のポイント動画を見直しする作業だけでよかった、という言えるのかもしれませんね。

はい。

コベツバで成績はどのぐらい上がった?

Qコベツバを始めて以降、偏差値の推移について詳しく教えてください。

コベツバ開始前は、平均して60ぐらいでした。悪いときには55を取った時もありました。

コベツバ開始後は、5年生の後半には、マンスリーテストは65が取れるようになってきました。とはいえ、組み分けテストなどは、少し下がって60ぐらいでしたが、6年生になると、組分けテストやサピックスオープンなどでも65前後が取れるようになりました。

Q: 6年生の後半にある、合格力判定サピックスオープンの偏差値や判定について差し支えなければ教えていただけますか?

第1回~第3回までは算数の偏差値が64前後です。

第4回が57・7と沈んでしまい、この時の渋幕の合格判定は30%でした。

入試前最後の模試でこの数字でしたので、かなり不安にはなりましたが、合格できて良かったです。

Q:最後に、これからコベツバを利用しようとする後輩に向けてアドバイスをお願いします。

コベツバWebテストで低い点数をとってしまっても、しっかりと復習しコベツバ特訓で類似問題を繰り返すことによって着実に力がついてくると思うので、最後まであきらめずに完走してほしいです。

受験直前期の村中先生からの応援メッセージ動画はとても励みになり、嬉しかったので、

最後まであきらめずに頑張ることができたと思います。