この記事では、中学受験を控える4年・5年・6年生と、それぞれの成績状態別に「何が原因・課題になっているのか?」「原因・課題を解決をクリアするための解決策は?」「もし、コベツバのサービスを利用するなら、何をどのように利用すれば良いのか?」を音声コンテンツにてお伝えするものです。(ご希望者が多い場合は文字起こしも検討しております)
成績状態は、「サピックスのテスト」と「四谷大塚系のテスト」の2種類の軸でお伝えさせていただきます。
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by 村中 公開: 更新:
この記事では、中学受験を控える4年・5年・6年生と、それぞれの成績状態別に「何が原因・課題になっているのか?」「原因・課題を解決をクリアするための解決策は?」「もし、コベツバのサービスを利用するなら、何をどのように利用すれば良いのか?」を音声コンテンツにてお伝えするものです。(ご希望者が多い場合は文字起こしも検討しております)
成績状態は、「サピックスのテスト」と「四谷大塚系のテスト」の2種類の軸でお伝えさせていただきます。
上記どれもに当てはまらない場合、つまり「Q1〜Q3はクリアできているけれど、算数の偏差値をあげたい」場合ですが、「駒東・フェリス・渋谷渋谷・早実」のように非常に難易度の高い技術が出題される(ものの、ライバルたちはそこまでできない。しかし得点できれば算数で圧倒的な差をつけられる)学校志望の場合はQ3とQ4をご覧ください。
それ以外の場合(例えば、早稲系・慶應系・海城・甲陽などを目指している場合)は、Q3の解決策で算数の技術を網羅性と検索性をあげることでさらに算数の成績が飛躍することが間違いないですからQ3の解決策を実施しましょう。
上記どれもに当てはまらない場合、つまり「Q1〜Q3はクリアできているけれど、算数の偏差値をあげたい」場合ですが、「駒東・フェリス・渋谷渋谷・早実」のように非常に難易度の高い技術が出題される(ものの、ライバルたちはそこまでできない。しかし得点できれば算数で圧倒的な差をつけられる)学校の場合はQ3とQ4をご覧ください。
それ以外の場合(例えば、早稲系・慶應系・海城・甲陽などを目指している場合)は、Q3の解決策で算数の技術を網羅性と検索性をあげることでさらに算数の成績が飛躍することが間違いないですからQ3の解決策を実施しましょう。
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※SAPIX生にとって週単位の最も重要な指標となっている、「デイリーチェック」の分析・学習法に関しまして、以下の記事をぜひご覧ください。
新しい技術を身につけること自体に課題がある。
ニュートン算の考え方と同じで、1週間ごとに水を入れていっても、入らない水・出ていく量が多いために水(=技術)が溜まっていかない。
抽象化学習以外に解決策はありません。
抽象化能力とは何か、に関しては。以下の記事をぜひご覧ください。
動画では、「みじん切り」を例に解説しています。
「玉ねぎのみじん切り」、「にんじんのみじん切り」というように「野菜ごとにみじん切りを一個一個覚えていく」のでは初見問題は解けません。「みじん切りという技術自体を覚えてどんな野菜でも使えるように」ならなければならない、ということです。
算数の技術を習得するのも同様に、「技術とは」から入ることが非常に重要です。
コベツバでは、そのような技術を「ポイント動画」化しております。
上記の記事にも記載されておりますが、
① 問題を解く前に、ポイント動画を視聴すること
② なぜこの問題でこのポイントを使えるのか、使えないのかを自分の言葉にすること
③ 初見の問題では、ポイント名を問題に記載して自分で「どの技術(ポイント)を使っているのか」を意識しておくこと
この3点を意識することが有効です。
【サピックス生の場合】
デイリーサポートアプローチ①〜⑥・実践編A〜C・分野別補充プリントは何周も学習して確実に抑える
5年アプローチが他コーナーに比べて網羅的であるためアプローチを何周もやり込む(デイリーチェックやStandBy類題で演習・理解確認を行う)
中学受験算数の必須技術を1ポイント2問程度で効率よく学習できます。確認テストで理解の確認も行いましょう。ただし、これだけれは演習量として十分でない可能性も高いので、苦手分野は5年アプローチと組み合わせて取り組みましょう。また、このタイプのお子様はまずは、基礎編・標準編までで十分です。
【予習シリーズ利用生・その他の場合】
中学受験算数の必須技術を1ポイント2問程度で効率よく学習できる教材です。
※予習シリーズはテキストの構成上、「技術(ポイント)ごと」の体系性がSAPIXや浜学園に比べて弱いため、5年生で予習シリーズを利用していたものの、成績があまり伸びなかった方は、コベツバweb授業のご利用がおすすめです
コベツバweb授業だけでは問題量が少ないと感じられる場合は、5年予習シリーズの解説のご利用をお勧めいたします。6年生より5年生の方が技術的網羅性が高いため、5年生がオススメです。利用の際はテキストを前から取り組むのではなく「同じポイントを利用する問題」を連続して解いていく方が単位時間あたりの学習効果が圧倒的に高いでしょう。
予習シリーズを利用する塾に通われている方向けです。予習シリーズは、前から順ではなく同じポイント動画を利用する問題を連続して解いていくことが重要になります。
ポイント動画を中心に学習し、いつでもどこでもそれぞれの技術を取り出せるようになることが目標です。
どの塾でも、技術を授業で時間をかけて説明してくれるのは、「最初にその技術を習う時」だけであることが多いですが、コベツバでは、各問題にそれに対応するポイント動画を掲載しているため、見たい時に、見たいポイントの解説を受けることができます。
また、SAPIXテキスト解説では、類題も掲載しているため、「本当にその技術が使える状態になっているのか」を確認する方法としてぜひご活用ください。
予習シリーズでは類題はご用意しておりませんが、基本問題・練習問題×2(予習シリーズと演習問題集)と、同じ技術を用いる問題が複数ありますので、ポイントをベースにそちらを繰り返し学習する進め方がおすすめです。
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※SAPIX生にとって月単位の最も重要な指標となっている、「マンスリー確認テスト(復習テスト)」の分析・学習法に関しまして、以下の記事をぜひご覧ください。
週単位の短期記憶はできるが、月単位の長期記憶定着がされていないということですが、
考えられる2つの原因は、以下の通りです
①技術の習得度合いが弱い(=抽象化能力がまだ弱い)ために忘れやすい
②復習スパイラルが適切でない
①と②の判別の仕方としては、その技術(ポイント)の名前や解説の最初の出だしを聞いて、「あー、それか!」となる場合は②、ポイントの名前を聞いても手が動かない場合は①が原因と考えて良いでしょう。
抽象化能力とは何か、に関しては、以下の記事をぜひご覧ください。
①の抽象化能力が弱いという原因の解決策は、「週単位の学習に課題がある場合」の内容をご覧ください。
②の解決策は、範囲となっている分野の1つ1つのNO(単元)をできる限り技術(ポイント)を網羅する形で、数週間遅れで復習していくことです。一般的に1つの技術を呼吸をするかのように取り出せるまでには「3、4周学ぶ必要がある」と言われています。
また、集団塾でも前週のものの授業やテスト、複数NOをまとめた復習スパイラルがありますが、必ずしも1周目(最初に習った技術)を網羅している、同じ内容でありません(むしろ絞られている)。そのため、各自の習得度合いに合わせて、ご家庭手動で復習を進めていくことが必要になります。
合格から逆算すると、6年生の前半までに、単元ごとの学習をいかに固めていくかが非常に重要です。
7月の夏休みが始まる前に完全に仕上げきった状態にしておくこと、が後々の成績の飛躍や安定化につながります。
ぜひこちらの記事をご覧ください。
【SAPIX生の場合】
デイリーサポートアプローチ①〜⑥・実践編A〜C・分野別補充プリント・は何周も学習して確実に抑える(ただし5年の復習の方が最優先であり、その上で6年生の学びがある)
中学受験算数の必須技術を1ポイント2問程度で効率よく学習できる教材です。
基礎編・標準編までで構いません。
この月単位の学習が弱いタイプにオススメなのは教材に付属する「確認テスト」がありますので、本当にわかっているか?を確かめながら進んでほしいことが1点、もう1点はしっかりこちらでも2-4週前のもの復習のスパイラルをかけていくことで「短期記憶」で終わらせないことです。
5年アプローチが他コーナーに比べて網羅的であるためアプローチを何周もやり込みましょう(デイリーチェックやStandBy類題で演習・理解確認を行う)。
【予習シリーズ利用生・その他の場合】
中学受験算数の必須技術を1ポイント2問程度で効率よく学習できる教材です。
この月単位の学習が弱いタイプにオススメなのは教材に付属する「確認テスト」がありますので、本当にわかっているか?を確かめながら進んでほしいことが1点、もう1点はしっかりこちらでも2-4週前のもの復習のスパイラルをかけていくことで「短期記憶」で終わらせないことです。
※予習シリーズはテキストの構成上、「技術(ポイント)ごと」の体系性がSAPIXや浜学園に比べて弱いため、5年生で予習シリーズを利用していたものの、成績があまり伸びなかった方は、コベツバwebのご利用がおすすめです。
コベツバweb授業だけでは問題量が少ないと感じられる場合は、5年予習シリーズの解説のご利用をお勧めいたします。6年生より5年生の方が技術的網羅性が高いため、5年生がオススメです。利用の際はテキストを前から取り組むのではなく「同じポイントを利用する問題」を連続して解いていく方が単位時間あたりの学習効果が圧倒的に高いでしょう。
予習シリーズを利用する塾に通われている方向けです。予習シリーズは、前から順ではなく同じポイント動画を利用する問題を連続して解いていくことが重要です。公開組分けテスト対策として、範囲からできるだけポイントを網羅する形で出題する対策テストもございますのでご利用ください。
ポイント動画は必ず利用する。
復習の際は、間違ったものや時間がかかった問題(△や×の問題)の解説を見る前に見るのがおすすめです。
新しく学習するときは、最初に該当単元全てのポイントを見て網羅的に学習すると良いでしょう。
また、△や×の問題は粘り強く繰り返し学習することも重要です。△や×の記号についてのお話はこちらをご覧ください。サピックスのデイリーチェックを例にお話していますが、記号の定義と目的についてはどんな学習であっても変わりません。
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