サピックス6年生7月復習テストの解説を公開しています。
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by 塩田 公開: 更新:
サピックス6年生7月復習テストの解説を公開しています。
6年生の7月復習テストでした。純粋な難易度としてはレベルAが7割と通常レベルの難易度ではありました。ただ、1つ1つの技術は直近で学習済だとはいえ、それでも応用的な技術も多く、またいつもながら小問が非常に多く時間的プレッシャーにも晒されることから、得点差がつきやすかったのではないかと想像します。復習は最低でもレベルAの問題を、そして次の段階として難関校を目指す人は6番(1)までの問題を、最難関志望者は最後まで復習して欲しいと思います。
以下ではレベルBの問題に対してコメントしておきます。
分野別補充プリントで学習済の論点ですが、問題自体の難易度が高めであることを鑑みてレベルBとしています。確かに非常に有名でかつ入試でも頻出の問題ですので、確実に身につけておく必要があります。
解説では、隣辺比とダブルチョウチョの両方で解いています。こちらも有名な求積の問題で、最初にどういう技術で進んでいけば答えにたどり着くことができるのかという方針を立てられるようになって欲しいと思います。
切断後の三角すい台を求める有名な問題です。(1)(2)がしっかりとした誘導になっていますので、比較的解きやすかったのではないかとは想像します。ただ、切断後の求積として非常に多用する「相→体」を使いこなして最後の式を「ひとつながりの掛け算で表現」できると早く答えにたどり着けるため、ここも確実に身につけて欲しいと思います。
典型的な等量交換の問題。「変わらないもの3つ→100g交換と比例」という流れを完璧に身につけられているかどうかが問われた問題。技術自体に応用性が高いものの、等量交換は現在に到るまで様々な学校で出題され続けていますので、必ず身につけておきましょう。
(1)が易しすぎるのと、これは一体なんの意味があるのだろう?という疑問を持つことができるかが問われました。売価1と売価2でそれぞれ利益が減少することと、個数の比がわかっていますので差のスライドを使って解いています。勿論、誘導を使わなくても解くことができますが、最難関志望者は特にこの「誘導を発見、解釈して使う」ということにも慣れて欲しいと思います。
一見すると「不規則な動き→ダイヤグラム」かと構えてしまいますが、「同じ距離」が左右にあることで「進んだ距離に注目する線分図かな」という方針を立てに行くことができるかが鍵でした。その後は、それぞれの分速を◯を使って置いてあげると、距離がそのまま表現できて決着という流れです。
今回の記事では、7月復習テストの解説動画を配信させて頂き、 分からなかった問題の解消にお役立て頂くことを目的としております。
ただし、6番、7番は、StandByメンバー様との公平性の観点よりご意見を頂きましたため、大変申し訳ございませんが、メンバー様限定とさせていただきます。是非無料体験登録の上、ご覧ください。
StandByメンバー様用7月復習テスト全問解説はこちら
1番(1)
1番(2)
1番(3)
2番(1)
2番(2)
2番(3)
2番(4)
2番(5)
2番(6)
2番(7)
2番(8)
3番(1)
3番(2)
3番(3)
3番(4)
3番(5)
3番(6)
4番(1)
4番(2)
4番(3)
5番(1)
5番(2)①
5番(2)②
6番、7番